平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

韓国産キムチにも寄生虫卵

2005年11月04日 | 食の安全
韓国産キムチにも寄生虫卵が付着していることが判明しました。日本も寄生虫卵の付着した韓国産キムチを輸入していたとのことです。

なぜ韓国産キムチに寄生虫卵が付着していたかというと、韓国は中国産のハクサイを輸入してキムチを製造していたからだそうです。何のことはない、中国は自分の国で「生産」した寄生虫卵を、キムチとして「逆輸入」していたわけです。

日本は、韓国産キムチも、中国産でありながら韓国ブランドのキムチも、中国からのハクサイも輸入しています。

寄生虫卵が付着しているからすぐにお腹の中に寄生虫が発生するとはかぎりませんが、気持ちのよいものではありません。

私は団塊世代ですが、小学校のころ、クラス全員が寄生虫を下す薬を飲まされた記憶があります。飲むと、世界がしばらく黄色く見えたものでした。今から考えると、やはり一種の毒物だったのでしょう。

今の時代、お金があれば何でも輸入できますが、食料を外国に頼るのは考えものだと思います。どんなに高くても、農産物はやはり国内で自給すべきだと思います。

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【ソウル堀山明子】韓国の食品医薬品安全庁は3日、韓国産キムチ502社の製品を検査した結果、3.2%にあたる16社の製品から寄生虫の卵を検出したと発表した。人体には影響がないとされるが、日本への輸出業者1社も含まれており、出荷時の検査を強化する方針だ。
 寄生虫の卵は白菜の栽培時に肥料で使った豚のふんなどに含まれたものが残留したとみられる。同庁は、卵が検出された16社の社名を公表し、内部検査を命じた。消費者に対しては、卵を食べてもすぐ体外に排出されるため人体に影響はないと強調、冷静に対応するよう呼びかけている。
 キムチをめぐっては、同庁が10月下旬、輸入された中国産キムチを検査した結果、9社製品に寄生虫の卵が検出されたと発表。一方、中国メディアも今月1日、韓国産キムチも5社で卵が検出されたと伝え、キムチの海外輸出量1、2位を争う中国と韓国の貿易摩擦に発展していた。
 韓国の潘基文(バンギムン)外交通商相は3日の国会答弁で、「中韓の貿易摩擦が否定的影響を及ぼさないよう努力している」と述べ、中韓の摩擦が輸出キムチのイメージダウンを招かないよう、対策を講じる姿勢を強調した。
(毎日新聞) - 11月4日1時33分更新