平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

平原綾香さんのインタビュー

2005年06月06日 | Weblog
 しばらく前になりますが、5月26日の毎日新聞夕刊に、歌手・平原綾香さんのインタビューが出ていました。以下にその一部を紹介いたします。

■どうしてホルストの曲を歌おうと思ったのか。
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 大学の授業であの曲を初めて聴いた時、迷わずに心を決めた。誰が何と言おうと、この曲は私が歌おうと。
 あのころの私は自分がどうなっていくのか不安でいっぱいだった。世界に目を向ければ、米国同時多発テロの後で、世の中は悲しいニュースで満ちていた。この曲なら、私の思いを乗せて人々に届けられる気がしたんです。時代がこの曲を求めてる、という確信もありました。
 でも実際に歌い始めて、「歌に出合って人生が変わりました」とか「救われました」という反響が届いた時は、あまりの責任の重さにちょっと怖くなってしまいました。母にも言われました。「あなたには社会的責任がある。発言や歌に影響される人たちがいっぱいいるんだから、責任を持っておやりなさい」って。
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■新作「Eternally」と福知山線の事故に関連して。
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一緒に今回作詞をしてくれた作詞家の松井五郎さんの言葉を思い出しました。「人の思いっていうのは永遠に消えない。肉体に限りはあっても、人間の生きた証しは絶対に消えないんだ」って。
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■将来の夢。
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結婚・・・・じゃないですもんねえ(笑い)。世界平和? これは大きすぎますし。でも、平和が一番ですよ。うん。
何より周りの人が幸せであること。それから、音楽を死ぬまで続けられたら、本当に幸せです。
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とてもしっかりした考えの持ち主で、「ジュピター」に感じた高い霊性の歌手であることを再確認してうれしく思いました。今後の活躍を期待します。