駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

れんが館・音作りの試練かも知れん

2017年10月14日 | ザ・スターキー
10月13日(金)
湖西市の歴史ある多目的ホール、れんが館でのフライデーコンサートへThe Starkeyで出演しました。
自分の故郷でもある湖西市ですが、スターキーとしては初の演奏。気合いブヒブヒ鼻息ブヒブヒで乗り込みました。スターキーの常連さんのほか、自分の同級生や父親を知る方など懐かしい方々がお越しくださいました。嬉しい限りです。
100枚用意したチケットは完売したそうです。運営スタッフの方々には深く感謝します。

実は、れんが館には個人的に数年前にほかのバンドで演奏したことがあるんですが、残響がハンパなかったことを覚えています。なので、音作りは厳しいだろうなと思って行ったんだけれども、予想以上に財津一郎さんでした。「キビシ~ッ!!」(右手を頭の上から回して左耳をつかむ)
今回、音響はオペレーターなしの全部持ち込み。
昨日も同じように持ち込みで演奏したばかりなので、セッティングは全く同じようにしたんですが、会場の特性がそれを阻む。
例えるなら、トンネルの中で演奏するようなもの。
会場はけっこう広いので、小さいと聞こえないのでマイクのボリュームを上げるとすぐハウるし、ドラムはバスドラを軽く踏むだけで「ドヨ~ン」とエコー付きで響く。ベーアンも同様に、音量を下げると聞こえないし、ちょっと上げると回っちゃって、低音系は聞き取れないほど。
PAのイコライザーの調整なども演奏しながらは難しい。音響に詳しいジョン役ヒロ君が演奏中に首をひねりながら何度も調整していて、何だか演奏に集中できない感じだった。
オレは、ステイックを何度も持ち替えてビート系は細いやつで鋭く軽くリムショット、バラード系は太めで弱くゆったり叩いたんだけど、やはり回っちゃうのでメンバーから「爆音」と言われる始末。
しかも、こんな時に限って普段なかったトラブルまで起こって、「試練かも知れんぞ」なんてミッチーじゃなくてもダジャレってしまう。今日に限ってキーボードにつないだダイレクトボックスが突然電池切れを起こすというトラブル。スタート直前に起きて、電池交換が間に合ってよかったんだけど、慌てました。電池切れに気付くのにも時間がかかってしまうし、予備電池があったはいいけど交換に必要なドライバーを誰も持っていない。結局オレが持っていたプライヤーで間に合いましたが、工具一式は必需です。。。

それでも、何はともあれお客さまがそれぞれ「よかった」なんて言って下さると、「やってよがった~」なんてひよっこみたいに東北弁で喜ぶオレでした。
お疲れちゃん。いやぁ~勉強になったわー。
皆さんありがとう。
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