駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

アメリカン・グラフィティは何年たっても憧れる

2016年07月27日 | オールドミュージック
ご存知、1973年の大ヒット映画ジョージ・ルーカス監督の「アメリカン・グラフィティ」ですよ。
憧れますね、あのアメリカンクラシックカーの数々。
そして、ローラースケートを履いたウェイトレスとか、若さと夢と欲望とが溢れていましたね。
映像の美しさも魅力なんだけど、夜の場面が多いので暗くって、逆に不良っぽさとかに憧れる若者の心をとらえた気がします。
メインの舞台となる、ネオンとクルマと若者が入り乱れるようなドライブインって、今はもうこのあたりじゃ見当たりませんが、かつては、国一沿いにあちこちあったんですよね。

自分の地元で言うと、静岡県と愛知県の県境に近い汐見坂あたりとか。
それこそ若い頃は、もし自分が経営するんならオールディーズが常にかかってて、土曜の夜にはライブができるような店を営業してみたい、なんて思ったりしたものです。
今のイメージだと、コニーキャッツさんあたりかな。頑張ってますよね。
駐車場にはアメ車が集まったりしてね。旧車、いいよね。
クラシックカーはもちろんですが、オールディーズ・ミュージックにもしびれました。

オレ、映画もDVDで何度も見ていますが、実は映像よりも音楽のほうが断然好き。
サントラ盤はオールディーズを愛し演奏する、オレ等バンドマンのバイブルと言ってもいいんじゃないでしょうかね。昔はレコードを買って聴き、カセットに録音してクルマで聴き、その後CDを買い直して聴き、ウォークマンに取り込んでMP3で今でも聴いてます。
最近は自分が在籍するソウルフィンガーのメンバーが皆忙しくなってしまい、定期ライブが減って不定期活動になってしまったので、どちらかというとオールディーズよりもスターキーのライブに向けてビートルズを聴き込むことが多くなりました。
なので、気分転換に「アメリカン・グラフィティ」を久々に聴きだすと、なんとも言えない懐かしさと実家に帰ったような安堵感を覚えます。

「ロック・アラウンド・ザ・クロック」の軽快なロックンロールから始まり、「シックスティーン・キャンドルズ」のちょっぴり切ないドゥワップのコーラスがたまらない。そしてオールディーズバンド定番の「悲しき街角」から、ドゥンバッツ・ドゥンバッツって低音ボイスから始まる「恋は曲者」と、安心・安定のコンビネーション。
若い頃からオールディーズ・バンドでお世話になったあの曲この曲ばかりです。

以前、このサントラ盤を最初から最後まで、ライブで再現してみたいと思ったことがありました。
ですが、ドゥワップなどのコーラスワークの難しい曲が多くて、ちょっとやそっとじゃ再現できるものでもありません。自分自身コーラスもとても好きなので、「いつかやってみたいなあ」などと思いつつ、もうこんな年になってしまいました。。。
コーラス好きな誰か、また一緒にバンド組んでくれないかなって思ったり。
ですが何年たっても、この夢は憧れとして持ち続けるんだろうなあって思います。

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