駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

シンバル研究の続き

2012年12月23日 | ドラム&パーカッション
アコースティック楽器だけに、あれこれとこだわっちゃうと、終わることのないドラムのサウンド研究。
特にシンバルとなると、一枚ごとの単体の個性に差があって一概に言えない部分もあるし、難しいね。
シンバル選びで一番楽なのは、全部同じメーカーの同じタイプのシンバルで揃えることなんだよね。
こだわりを捨てるってことじゃなくて、気に入ったシンバルの個性をそのまま受け入れるって意味では、これはこれでいいと思う。
自分の場合、今までKジルで全部オッケーだったしね。
もう25~30年ぐらい前に、「ダーク」って言葉に惹かれて、そうとう無理して買ったシンバル。
とにかく当時は高かったもんだから、1枚ずつ揃えていったんだ。
若かったから、お金がなくてね。
いや、今でもお金はないけどさ。
「ダーク」な音色っていうのは便利なんですね。
倍音のキラキラした成分が目立たないので、いろんなジャンルに対応できる。
実際、JAZZドラマーに愛用者が多くて、かのガッドさんの枯れたサウンドには憧れたもんです。
自分の演奏するジャンルは昔からオールディーズが多かったので、バラードにもロックンロールにもマッチして、何も問題がない。
自分がやらないメタル系のハードロックなら、Kは合わなくて、明るくてキラキラ系のタイプがいいでしょうと思ってました。
しかしビートルズとなると、Kのサウンドとはちょっと違うんだなあ。
初期のハイハットのオープン奏法は、Kジルのサウンドじゃなく、力の入ったライドのサウンドも、Kじゃないよなって思います。
ひょっとしてパイステの602はどうかと思ったんだけど、やはり違ってました。
キレが良くて上品なサウンドなんだけどね。
名曲「This Boy」などのハイハットプレイにはもってこいなんですが、やはりオープンサウンドが違う。
なら、パイステ2002はどうだということで。
20インチのクラッシュはバッチリきますね。
キラキラ感はあることはあるけど、径がでかいので低音の成分が多くて気にならないし、強く叩かなければ音量控えめで、力の入れ具合で大音量も可。
上品なんです。
そのあとが、イマイチなんだなあ。
ライドとハット。
まあ、オールドのAジルをチョイスされているというのが、ビートルズバンドのドラマーには多いのでしょうけど。
他に手立てはないかと、試行錯誤していますが、今はまだ結果が出ません。
ここで思考停止してはいけないと思ってとっかえひっかえ研究しているわけですがね。
金持ちでないだけに、あれこれとやたら買うわけにもいかず。

研究と言いつつ、愚痴?
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