駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

勉強になります!

2010年03月15日 | 駄日記
3月15日(月)
今日は朝から人間ドックということで、昨夜からお酒も食事も抜いて万全の態勢で臨みまして、結果はまだではあります。
しかも明日もまだ続くということで、夜9時過ぎると水一杯禁止区間へ突入というわけで、もう駆け込み3杯状態でビールを飲みまくっております。
「シンデレラじゃ、ちゃんちゃん、あ~るまいし♪」クールスなんか鼻歌いつつ、気持ちんよか。。。
シンデレラは24時だけど、オレは21時だもんね。そのハンデは大きいっすよ。
それにしても昨夜はひもじかったなあ。今夜はそのリバウンドでね、早い時間からビールグビグビしちゃうし飯はおテンコ盛りっちゅうわけでもはや腹いっぱい!
リバウンドってなんだよ!って一人突っ込みですけどね。
まあ、よく食った。
で、今は仕上げにタカラ缶チューハイ飲んでますけど。
バカだねえ。。。
今朝のことなんだけど、腹ペコで目覚めてすぐに着替えたんだけど、腹周りのスッキリしてること。
何か体が軽くていい感じでした。
体重も、去年より2キロ以上減ってましたし、ウェストも3センチぐらい細くなってましたね。
何か、やっぱり一日つか一食でもプチ断食してみるといいかもね。
つか、プチ自慢してるし明らかに、オレ。。。
すませんね。へへへ。

さてさて、オレね、ライブするたび何か、教訓ですとか新しい発見などをいただきまして昨日なんかもすごいチャレンジをさせてもらいました。
というのは、昨日はとあるお店のパーティでの余興というシチュエーションでしたが、条件が「音量を下げて演奏する」っていうことでした。
しかも、それでノリノリにさせるっていうことなので、ドラマーの責任重大です。
リハで、力を抜いてごく軽く叩いた後で、「う~ん、その半分ぐらいの音量で」なんてあっさりと言われちゃうと、オレ困ったチャンなんですよね。
生楽器叩きにはきついですねえ。
いや、実際はそこまで極端ではなかったにしろ、それでちゃんと通しましたけどね。
結果として概ね良好だったし、ヤレヤレでした。
とにかくいい勉強させていただきました。

オレのドラムというアコースティックな楽器に対する思いっつか哲学ですけど、楽器の一番いい音で鳴る音量で叩いてやるのが、その楽器に対する敬意だってのがあるんですね。
なので、ドラムの材質や大きさによってはちょうどいい音で鳴る叩き加減が違っていて、一番音が抜ける音量で演奏したいわけですね。
たいてい、終盤の最高潮のところでは、そのピークを越えてバシャバシャやってしまって、あとで耳が痛いんですけど(泣)

ただ、そこをハナから指定されている状態ってのはきついですね。
こういった音量の条件って、かつて格式の高いパーティなんかだと特にありました。
その昔のバブル期なんかは別に格式あるわけじゃなくって、ただ値段設定の高いパーティってだけで、出席者は誰もが品のない成金オヤジにコンパニオンの威勢のいいおねーちゃんばかりという頃があって、やたらプロモーターから使用人の若きオレたちミュージシャンいじめみたいな感じもあったんですが、そんなん無視してガンガン大音量でやって、結果オーライってのがよくありました。
でも、今回はまわりの住宅事情っていうのがありまして、ヘタをすると通報されてパトカーに囲まれますので、たいへん気を遣いました。(キャ~!!)(笑)

で、オレはまたまた今回の演奏を通じて新たな発見をしました。
それは、音量を抑える演奏、実はわりと楽しいなってことです。
ドラムって、音量を支配できる唯一の楽器でもあるわけです。
もちろんその段階でメンバーを掌握して信頼を得ていることが必須なんだけど。
そこで、自分がバラードは当たり前なんですが、ロックでも音量を抑えたまんまサビの盛り上がりまでガマンジルをほとばしりつつ、最高潮のところで煽ってやると、面白いぐらいにメンバーもお客さんも盛り上がるということを実感しました。
すると、「こいつは楽でいいや」みたいな冷めた感覚も生じて正直イヤなんだけど、確かにコントロールできるぞみたいな快感もあるんですね。
タムやスネアの鳴らしきった音色は唯一無比で快感は間違いないけど、違うところでの支配欲みたいな感覚もあるのかという発見でした。
でも、そういう叩き方はロッキンローラーとしては慣れていないので、好きにはなれないと思う。
まあ、とにかく何でも世の中って、生きているだけで勉強になります。
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