まさかのトラブル

4月22日（土）本日のJOG＆Walking＝45分
今日は、昼ごろに思い出すのも忌まわしいような信じられない交通トラブルに巻き込まてしまった話を書く。
いつもの土曜日と同じで、農協で野菜や花を買い、お墓参りをして帰る途中のこと。
家に近いいつも通る慣れた道。道幅が狭くてすれ違えないところで対向車が来たので道を譲って路肩に止まった。普通ならすっと通り過ぎて軽く挨拶して終わりなのだが、この相手は違った。
オレが待っているのにちっとも近づいてこない。きっとこの道に慣れていなくて、すれ違う自信がないのかなともう少し壁側に寄せて相手を待つが、それでもまだ近づいてこない。毎日通る道なので、経験上この間隔があればどんな車でもすれ違えることは分かっているが、もう少しだけ寄ってみる。しかし、それでも相手は動かない。よっぽど運転が下手か車幅感覚がないんだろう。オレがこれ以上寄せるには、一度バックして体制を整える必要があるが、いや、でも全然楽に通れる間隔がある。前に出てくればすれ違う時にこっちがフォローしてやってもいい。こんなんで通れないなら運転なんかするなよ、早く動けよと少しイライラして待っていると、相手はまさかの行動に出た。
数分にらめっこした後、いきなりバックしだしたのだ。いやいや、何がしたいんだ。こんなことをやっているうちに後ろも前も車が来ていて、あんたが下がったって詰まるだけだろう、どうするつもりだろうとあきれてそれを見ていた。
すると、民家の駐車場の横で相手は止まって、手招きして駐車場へ入れとオレに手招きしている。他人の駐車場なんかに勝手に入れば不法侵入じゃないのか、さっきのところですれ違えなかったしここでも同じだろうとさすがに嫌気がさした。でも、こうなったら仕方がない、世話がかかるぜと相手の言われるとおりにしてよそ様の家の駐車場に乗り入れて寄せた。さっきの道路幅と全然変わらんが、のろのろと相手が進んでいってやっとすれ違うというときに、相手の顔を見たら30代ぐらいの若い男性で、ハンドルにしがみついていた。相手とオレのミラーの隙間はどう見ても10センチ以上開いていて、いい加減にしてほしいわヤレヤレと思ったその時、後部席の窓がするすると開いて同乗者の女が、「もっと寄せてくれませんかね！」と罵声を浴びせるではないか。
えっ、自分たちの未熟さを棚上げしておいて、オレの責任にする？とあまりにびっくりして、「10センチ以上開いとったわ！」と叫んでしまったが、聞こえたかどうか。
ヘタクソな相手が通り過ぎて、後ろに詰まった車も通り過ぎて行ったが、最後の軽自動車の運転手がわざわざ窓を開けて、オレを非難の目つきで睨んでいた。「えっ！」とオレは衝撃を受けた。いや、違うぜと、これじゃあオレが嫌がらせをして運転初心者を困らせたという形になってしまっているではないか。最後の人は途中からしか見ていないからそう見えたかもしれんが、違うぜ。「あの子が下手過ぎるんだ！」と叫んだが聞こえたかどうか。
結局、くそ意地の悪いイヤな運転手にされてしまったオレは、家に帰って昼飯を作ったが、イライラしてムカついて食欲がなくなっちまった。あの場合、オレが前に進まずに、相手が前に進むように外に出て誘導してやらなきゃいけなかったのかとか、いろいろと考えてしまった。人間、いつなんどき何に巻き込まれるか、わかったもんじゃない。
もう、なんて日だ！