駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

もの申す。。。

2020年05月07日 | バンド
5月7日(木) 本日のJOG=45分
今日も快晴。そしてカラッと乾燥している。早朝JOGはすっかり明かるい4時45分から開始。
さすがにあまり人はいなくて、終了までに30人ぐらいしか会わなかった。 多いっつうの。。。
BGMはアルバム、レットイットビーより「Dig a Pony」を1曲リピートでずっと繰り返し。曲を完コピしたいときによくやる手段ですが、この曲は難しいんですよね。
臨場感たっぷりのライブバージョンで、ゆえにリンゴさんの感性と手癖で叩いていて、オールアドリブっぽいところがムズイんです。そして、後期のリンゴさん、左手のスネアのゴーストノートを効果的に使っていて、すごいかっちょいい。

オレなんてなんの取り柄もないただのドラムバカですが、やるからにはちゃんとコピーしたくて、今年は冬から春にかけて根気よくやっております。つか、これがやりたくて会社辞めたんだもんね。。。

コピーなんて七面倒くさいことをやって、何か身に付くことはあるのか?などという疑問があったりします。
所詮、人がやったことを真似るだけなんだけれど、そのために時間を掛けて何度も何度も聴き返し、反復練習をする。
レコードしかない時代には、何度も針を動かしてすり減るほど聴いた。テープの時代は回転を遅らせるのは勿論、教則本もたくさん出たしあらゆる知恵を総動員した。今はデジタルで簡単に何度も聴き直せるし動画もいくらでもあって便利な時代だ。
でも、コピーって結局はあくまで人が地道に覚えるしかないのである。
このアナログな作業が、人を上手くさせるんですよね。そしてその情熱が、ますますその音楽やそのミュージシャンを好きにするんです。
そして、完コピを完成させた後は自信が付いて、誰にも負けない演奏ができます。これが大きい。

よく「俺はコピーはしない。その曲を自分なりに昇華させて自分なりの曲にする。コピーじゃなくカヴァーするんだ」という話を聞きます。
それに関して反論はしません。好きにすればよろしい。
でもね、ビートルズバンドに関してだけですが、これだけは言いたい。
「ビートルズバンドです」と言って人を集めて金を取り、衣装をビートルズぽくし、ビートルズゆかりの楽器を持って演奏する人がこれを言っちゃあ変。
客側に立てば、見た目ビートルズなので、演奏もビートルズぽく聞きたいはず。
で、演奏が始まってみると、ビートルズの曲でアレンジもレコード通りなんだけど、所々ちょっと違う。ちょっとヘタ。やろうとすることがやれてないだけじゃないの?ドラムは全然リンゴじゃない。曲ちゃんと聴いたの?っておせっかいな気持ちしか起きない。
となると、その発言はこう聞こえる。
「俺はコピーできない。めんどくさくてその曲を覚えられない。コピーできないのでテキトーにごまかしてます」
そんなバンドさんをYoutubeでいくらでも見られます。
あまりYoutubeは見る方ではないんですが、世の中にはいくらでもビートルズバンドがあって、皆さんアップされるので、そんな気はなくても目に入ってくる。
あらら、もうちょっと練習せいや、と残念なんだよね。
モチロン、プロの超上手いバンドさんもいっぱいいて、ものすごい努力と練習量を想像して頭が下がるばかりなんですけどね。

書いちゃった。ブーメラン、こえ~ぞ。。。
コメント
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