ツイてない今日、3.11について思う

3月11日（月）
3.11ということで、職場では午後2時47分には仕事の手を休めて黙祷をしました。
去年の3.11は日曜日でした。湖西のれんが館で午後13時からザ・スターキーのライブだったので、ちょうどその時間に会場の皆さんと黙祷をしました。
8年前の今日は金曜日でした。浜松でソウルフィンガーのライブが夜にあり、家で出かける前の支度中に地震があったのでビックリしてＴＶを見て、津波の大きさに唖然としたことは忘れません。しかしその時点で死者の数とか原発の事故などの情報もなく、普通にライブは実施したんですよね。
阪神淡路大地震の当日の事も今でも覚えていますし、自分では忘れるわけはないと思っていますが、それでも風化していくものなんだろうかなあと考えたりします。

そんなことを殊勝にもまじめに考えつつ仕事場を後にしたんだけど、その後ツキがない。
JRが安城で止まり、車内で缶詰め。どうやらその先で人身事故があったらしく、処理が終わるまで動かないとのこと。
アナウンスでは最初は約1時間と言い、そこからさらに35分待ってやっと動きましたが、豊橋駅直前で急に停車して5分待ち。渥美線の乗り換えができなくなり15分後の電車待ち。
結局仕事場を出てから3時間超えでやっと帰宅。くたびれました。。。

こんな時につくづく思うのは、たとえば大地震が仕事場で起きた時、自分は名古屋から自宅に帰れるのかということ。
以前大雨で電車が止まり帰宅できなかった事があったけれど、雨なら水が引けば電車は動くが、地震で線路が壊れたら復旧は数カ月かかる。
いつ来てもおかしくないとずっと言われ続けている「南海トラフ大地震」が、もし勤務中にでも起きて津波で自宅が波にさらわれたとしても、帰宅できるのは数日後になるだろう。
そして家族の安否を確認できるのはいったいつになるのか。
いくらなんでも、そこまでちゃんと覚悟したうえで通勤に出かけることはないけれど、今日という日に、改めて考えたりしたわけです。