駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

CUBAな休日その2

2018年02月12日 | TVウォッチング
2月12日(月)建国記念の日振替休日
昨夜、キューバ関係のTV「木梨文化使節団キューバへ行く!」を観て、バーカス心をおおいに刺激されたオレですが、改めて映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を観た。
と言っても、自宅のTVでDVDを観ただけなんだけど、久しぶりに見てもやっぱしど~いいね!
実は昨日見たTV番組で、フミヤがキューバの歌姫宅にお邪魔するというシーンがありました。

「テレサ・ガルシア・カルトラ」さんというベテランボーカリストで、何とブエナ・ビスタ・ソシアルクラブのアルバムにも参加しているということで、ゴールドディスクが飾ってありました。

そして、80歳でも現役でクラブに出演しておられ、そのライブにフミヤが出演して歌うというくだりになっていた。

そんなわけで、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を観ずにいられなくなってしまったというわけ。
この映画は2000年のアカデミー賞にノミネートされて、一気に世界の話題になりました。
ちょうどそのころ、オレはラテンの世界にはまっていた時期だったので、映画館に足を運びましたが、その時は豊橋ではやってなくて名古屋まで行ったもんです。
内容は地味なドキュメンタリーで、ざっくり言っちゃうと、キューバの街で歌ってきたけど引退したミュージシャンを、米国のギター名人ライ・クーダーが発掘してアルバムを出した。その各ミュージシャンの人となりを、ライブ映像に重ねて紹介するというだけ。
しかし、これがCDの名アルバム(1997年)と並んで絶品。最高の音楽、風景、人間愛に満ちていて感動せずにいられない。何が凄いかと言うと、出演者のメンバーは皆さん高齢で、しかもずっとプロとしてやってきた実力と誇り高き姿勢が感動ものであります。
オレ、当時この映画を観て涙腺が緩むのを止められなかった記憶があります。


あれから20年近く経って、出演者の皆さんは鬼籍に入られた方たちばかり。ご高齢ですから仕方のないことではありますがさみしい。映画封切後、毎年何らかの情報で訃報を目にしていたので、改めて映画を見るとやはり再び涙腺が緩んでしまうオレでした。
コメント
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