駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

どうしたもんかいのう・・・

2015年12月14日 | ドラム&パーカッション
12月14日(月)
昨日、コニーキャッツさんでソウルフィンガーのライブを行いまして、セットはお店の常設キットをお借りしました。
シンバルとスネア、キックを持参してセッティングしましたが、今回は、思い切り普段使わないセッテイングにしました。
スネアにはパールのワンピースメイプル。

ローが効いてロックにはもってこいのスネアなんですが、ここ数年全く出番がなかったスネアです。
自分、オールディーズにはハイピッチがよく合うという固定観念があったせいなんですが、今回はあえてこれを選択しました。
シンバルには、パイステの2002シリーズ。
ハットとトップ、アクセントのチャイナも、2002の22インチを久々に使いました。
ただし、フロントのクラッシュだけは使い古しの枯れたAジル16インチと17インチ。
キラキラしすぎないように音色を変えてみました。

わざわざと、こんないつもと違うセッテイングにしたのは、ついついいつも同じパターンで安定感を求めて、定番のセッテイングにしてしまう己への戒めと言うか、刺激を与えるため。
ミュージシャンたるもの、常に前を見て、自ら刺激を見つけないといかんと思うんであります。
ついつい、自分の心地良いところに安住してしまいがちな自分。
あえて面倒くさい選択をして、思考回路をこんがらがらせるっていうのも、いいかも知れないということで。
なんつったって、ロートルのオジサンドラマー。
自ら刺激を当てないことには退化する一方。。。
真面目に取り組んでいたら、いつか何がしかの光が見えてきたりもしますが、漫然と日々を送っていると見えていた光を失ってしまうことすらある。
若者だろうがオッサンだろうが、現役でやってくんならちょっと先を見ていかないといかん、と最近よく思うんですよ。
ここ数カ月、スティック研究をやり始めて、いろんなことが分かってきました。
ちょっとした刺激って、本当にちょっとしたことで大きな変化をもたらしてくれることが分かったんですよ。

それにしても、ショウビジネスとして支えるバックメンバーというのは、場数や経験や日ごろの準備が大事です。
カチッとした決めごとも多いし、オールディーズバンド特有の阿吽の呼吸があります。
現場を離れるとちょっとした呼吸がずれたりして。。。
ソウルフィンガーのメンバーは、ロープーとしてのキャリアを持った腕っ利きばかり。
普段は別々に音楽関係の仕事をしておられますが、あちこちでいい刺激を受けている様子。
一方で、オレと言ったらこのところオールディーズ系のバンドを他にやっていません。
呼吸が合わなかったことがチラホラ。。。

ちょっくら危機感があります。
どうしたもんかいのう。
コメント
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