駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

RINGO

2015年03月13日 | オールドミュージック
このCDは、やっと手に入れたご存知名盤の「RINGO」であります。
73年発表の、リンゴのソロアルバムでは最高傑作と言われるアルバムです。
これは、中古品をネットで買いました。
便利な世の中です。
このごろはめっきり少なくなってしまったCDショップではもう殆んど買えないでしょう。
もちろん取り寄せればいいんだけれど、欲しい時に店頭になければ諦めちゃうのが内気なへー。
名古屋駅の高島屋11階にある新星堂ですら置いてないことを確認して、ネットで探しました。
ま、最初からそうすりゃ何の苦労もないんですけどね。
CDショップでウロウロするのが好きなの。。。

輸入盤より日本盤の方がいいよね。
だってブックレットや歌詞カードが欲しいもん。
紙ジャケットの限定品が定価で3,000円以上の値段で、「高いな」と躊躇してましたが、これは安くなっていました。
1,200円ほどで送料が300円なので、1,500円強で購入しました。
それにしても中古だからといってもこんなに安いのはなんで?

2日ほどで届いて、ウホウホと確認するとなんとこのCD、EMIから廉価版で95年に焼き直しで売られていたやつでした。
え~、知らなかった。
ビートルズのアルバムに関しては、廉価版で売られるのはおかしなコピー商品しかないもんだから、「そうだったのかあ」とちょっとショック。
だって、定価が1,750円って書いてあるもんね。。。
でもまあ、送料入れて200円安かったからいいかとナットク。

実はこのアルバム、高校生の時にレコード盤を買って持っていました。
ビートルズやリンゴ個人に深い思い入れがあったわけでもないのに、なぜかこのレコード買ったんです。
お小遣いためたんでしょうねえ、当時はお金なかったんだよね。
ああ、今もですが。。。
それから40年近く経って、自分がビートルズバンドを演ろうとは想像もしてない。
その後、引っ越しの際にレコード盤は全部処分しちゃいましたからねえ。。。

改めて聞くと、懐かしいこと。
どの曲も好きだったし、当時を思い出したりします。
だけど改めて思うけど、スゴイね。
ジョン、ポール、ジョージと解散はしてもビートルズのメンバー全員が参加しており、それぞれの書き下ろし曲もあって、豪華絢爛の1枚でしたね。
特にこの頃はジョージと仲が良かったみたいで、彼は全面的に協力しています。
1曲目はジョンの作品「アイム・ザ・グレーテスト」。
もう、いきなりハートを鷲掴みにされます。
ジョージはギターで参加し、ジョンもピアノとコーラスで、さらにオルガンはビリー・プレストンですよ。
聞いた途端にザ・ビートルズの曲だろ?!って思うはず。
3曲目の「思い出のフォトグラフ」は、リンゴとジョージの共作で全米№1になる大ヒット曲でした。
オレも大好きでよく聞いておりました。
また、リンゴはオールディーズも大好きですから、「ユア・シックスティーン」のカバーは納得の作品。
オレ、この曲を先に聴いてから本家を知った方です。
何と、この曲の間奏のカズー(に聞こえるソロ)は、ポールが思いついて「マウス・サックス」で参加したという。マウスサックスって何じゃい?サックスのリード部分のことか???

ここはよく分かりませんが、とにかくリンゴの人柄が表れていて、このアルバム全部すき~。(笑)
全13曲、45分の短い時間ですが中身の濃い充実した、今では涙もんのアルバムです。
コメント
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