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駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

コピーバンドの評価について

2013年11月03日 | ザ・スターキー
我々「ザ・スターキー」をはじめ、一般的なビートルズバンドは「コピーバンド」と言われますよね。
そして、その評価はコピー度の高さによるわけです。
まあそりゃそうで、天下のザ・ビートルズの楽曲のみを演奏させていただいておるんだから当然のこと。
評価するのはお客さま。
その基準は、レコードと同じように演奏できるかどうかであります。

自分がライブ演奏をやって感じるところですが、お客さまの年齢層が高くて、耳が肥えていて評価基準も高いなということ。
若い頃、やっと手に入れたビートルズのアルバムを、擦り切れるほど聞き込んで、ライナーノーツを暗記するほど隅々まで読み、歌詞も一字一句間違えずに歌えるほど覚えたという世代の皆さん。
そりゃもう恐ろしい審査員でございます(笑)。
実際、笑ってなんかおれましぇん。。。
日々、そんなハイレベルなお客さまに追い付け追い越せと、自己研鑽に勤しむわけでございます。

そこで、ビートルズバンドのドラマーとして、評価のポイントを自分なりに考えてみました。
ビートルズのドラマーはリンゴさんでありますから、当然リンゴのスタイルにいかに近づくことができるかどうかです。
「ザ・スターキー」は、リンゴの本名「リチャード・スターキー」から頂戴したネーミングですから、もうその時点でハードルが高いです。。。
そんなわけで、5段階での評価ポイントというか、リンゴ・スターに近づくポイントを考えます。
一応、ドラマーとして最低の技術は持っているとして

1:曲をあまり知らず、雰囲気だけで合わせる段階。
他のメンバーに付いていくだけ。リズムパターンもテキトーで、勘だけで演奏しちゃってるイタイ感じ。
まだ人前でやっちゃあいかんですね。
2:曲は知っているので、始まって終わるまではキープできる段階。
リズムパターンは一応コピーしたつもりでも、要所要所で間違ってたり、テンポや音量音色が全く違うという感じ。自分の勝手な思い込みで演奏してます。
この段階のドラマーは多いです。
自分も、WATTSでスターキーで初演奏した当時はこんなレベルでした。振り返るとやはりイタイです。
3:リズムパターンはコピーできてる段階。
レコードの雰囲気は出しているが、バンド全体のバランスが合わなかったりする。
あとで音源を聞くと妙に今風だったり、新しいロックバンドになっちゃったりすることがある。
これがヤバい。自分はこことの戦いなんです。
オカズがヤバいことも多い。
4:テンポ、音量が落ち着いてる段階。
ライブだとどうしてもテンポアップしてしまいがち。そこを落ちついて演奏できるとGJ。
あとは決定的に難しいのが、音色が揃うことと、左利きのリンゴのオカズ。
レコードのあの音色を出すのは難度が高いです。
5:テンポ、音量、音色、バランス、そしてリンゴのミラクルフレーズもクリアできると満点。
いつかここをクリアしたい。
リンゴのフレーズは手順から研究しなきゃいけないですし、音色については、できるだけ現代の楽器でレコードの音色を追求したいと思ってます。
あの音を出すにはヴィンテージ楽器を揃えるしかないとコレクター値段で購入するとなると、単純にお金の問題がありますし、なんか悔しいもんね。。。
さらに、ここまで来るとビジュアル的な問題もあります。
リンゴは太ってないですし、ハゲてもいない。ああ。。。
しかもオレ、グラサンかけちゃってるし。
実はこれ、カッコつけのグラサンじゃなくてちゃんとしたメガネなんです。
視力が悪いもんだから見えないんだ。
ゴメンネ。

以上、勝手な5段階でした。
お粗末さまでした。
コメント (2)
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