駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

予期できない出来事

2010年07月06日 | 駄日記
7月6日(火)
昨日の東京での豪雨のニュースには驚きました。
あのコンクリートに囲まれた大都会では、豪雨があるとやたらと冠水してしまうのでは?
という疑問も起こりがちですが、むしろ下水道が完備されている都会なので、全く予想外の降雨量に処理能力が追いつけないほどの豪雨だったということですよね。
あれが自分の住む愛知を含めて、まだインフラの追いついていない片田舎だったら、とっくに河川が氾濫し、もっとひどい災害になっていたはずなんです。
ここ数年、予測できかねるような出来事が起きています。
10年前のデータを参考に災害対策を講じるという自治体があるとしたら、現在ではもはや危機管理体制に欠けているといかいいようもない状況だといえましょう。
いつ、何が起こるか分からないのがここ数年の大自然の動きですね。
自分が、今後恐れる大自然の災害の一つは、大型台風、大地震や大津波、さらに口蹄疫や鳥インフルなどの疫病もそうですが、日照りが何日も続いたり大寒波などによる飢饉が懸念されます。
例えば、この夏、この中部地方に猛暑が続き40日間雨が一滴も降らなかったとしたら、ダムは干上がり、節水キャンペーンも追いつかず、真っ先に農業や畜産業に被害があるでしょうね。
食物の自給率の極端に低いニッポンで、大飢饉が起こったときに、どんなパニックが起きるのか想像するだけで震えあがります。
無駄なダム反対キャンペーンというのが記憶に新しいんですが、実際に起こるかどうかなんて誰も知らないし、何が起こるか誰もわからない時代ですし。

中身は違いますが、大相撲名古屋場所のTV中継をNHKが取り止めるというニュースもそうです。
とてもじゃないけど信じられない出来事です。
TVというものが開局してから、と言いましょうか、まあ少なくとも半世紀生きてきたオレの物心ついてからというもの、年間何度かの大相撲中継は、その季節の夕方の風物詩ですもんね。
死んだ親父や、そのまたお爺ちゃんなどの思い出の一つが、夕方団扇を仰ぎながら枝豆とビールをともに、白黒テレビで大相撲を観戦して「柏戸!大鵬!」なんてやっていた気がします。
窓は開け放たれスダレがかかっていて、外からもTVのワーワーいう歓声が聞こえるような、そんな思い出が、大相撲やプロレス中継にはあります。
世の中、どんどん変わっていきます。
ただ、嬉しくない変化ばかりで、それに付いていけない年齢になってしまったとしか言えないことが悲しいなあ。
コメント
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