駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

スコラ 坂本龍一音楽の学校

2010年06月06日 | 駄日記
いやあ、楽しかったなあ。
今週の「schola」のことですけどね。
NHKで放送中の連続ものですが、今までゲストに山下洋輔さんが出演してJAZZについて分かりやすく分析していて、それはそれで面白くて、楽しみにして見ていました。
作りがとてもNHK教育的で、子供たちをスタジオに招いて実験的にセッションしてJAZZという音楽の要素を掘り下げて、その面白さを体験させるというコンセプトがいいですね。
で、今週はテーマが「ドラム&ベース」ということで、ゲストには高橋幸宏さん。
うひょ~!てな感じですよ。
実際にドラムセットを叩いて、リズムの違いや世界のトッププレイヤーの手癖などを分析してくれて、わかるわかるみたいな、もうけもうけみたいなね。
そしてやはり、子供たちとリズムについて実験的勉強をするコーナーもあったりして、楽しい音楽講座ですねえ。
しかもそのテーマが「グルーヴ」ですからね。すごいなあ、深いですよねえ。
まあたいていのキャリアの長いドラマーならば、「グルーヴ」というものにはある種の畏怖とでもいいますか、簡単に語りつくせない“おそれ多い”イメージがあったりしてね。
ドラマー特有の「ノリ」とかいうものは、個性そのものだったりするので、「こんな深いこと一言じゃ言えねえよ」みたいな気持ちがあります。。。たぶん。
でも、その深いテーマを子供も交えて坂本教授が実験したり分析するんです。面白いねえ。
数学的に決めつけられないノリというものを、理論的に解説して、やっぱすごいなあ。

そして、この番組は最後に必ず1曲セッションするんだけど、今回はなんと細野春臣氏を交えて「YMO」のメンバーでビートルズの「ハローグッバイ」を演奏。
まあ、なんちゅうすごい選曲?
ボーカルにはもちろんユキヒロさん。あの甘い歌声にゃ息をのんで見ちゃいました。息するの忘れてもう窒息しそうでしたよ。へへへ。
見逃したドラマー諸君。再放送を必ずチェックすべし。
来週は、その続きで細野さんがベースについて語るみたいでまたまた楽しみ。

実はオレ、先週のドラム&ベース①を見逃してるじゃんね。早く再放送しないかな。
コメント
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