おらの人生 空回り。 骨折り損…ですわ

あの時と同じ

能登半島地震での犠牲者が増えた。一夜明け被害状況がはっきりしてきた。
倒壊した家に人がいる、助けてと言っても誰も来ない、救急車は順番待ち・・・なんで救急車来ない、消防は何をしている・・・
叫んでも、何かにあたっても、残酷やけど、助けはこない。
消防車も、救急車も、警察も、広範囲で災害が起こったら手が回らない。最後は人の手・・・わかってはいる・・・けど、なんで?!は永遠に付きまとう。
人の手を増やす・・・なら、公務員の数を増やさなきゃ・・・予算を確保し、救急車や消防車も買い・・・給水車を準備し、重機も確保して・・・いつでも災害来ても大丈夫!ってのは、何処の自治体もできません。大規模災害の場合は、ともかく、自分だけでもいいから逃げろが鉄則。でないと、みんな死にます。誰かが誰かを助ける時間的余裕があれば良いが、また、家屋の倒壊で中に人がいる!とかいうのがわかっていても、手の施しようがなければ、残酷やけど、諦めなあかん、自分も死ぬから…命のトリアージを個々がしていかないと…
輪島の火災では200軒余りが火災にあったとか、すでにインタビューで倒壊家屋に両親がいて自分が外に出れたけど、とても助けられず、そしてあっという間に火が回った・・・両親はここ(階差現場)にいる、このがれきの下にいる・・・という被災者男性・・・阪神淡路大震災の時も倒壊家屋の下敷きになって生きたまま焼死した人々が大勢いた・・・それと同じことが能登の地で繰り返された。東北大震災でも同じことが起こっているけど、行政も国もそれを少なくする施策など無理な話だろうが。努力は必要・・終わりのない対応をしていかなきゃならんし、それを無駄だと主張する奴がいたら、しばけばいい!そんな奴は処刑しろ!

帰省中の娘2人が落ちてきた梁の下敷きで死んだという親父さんのあきらめたような口調に心を打たれて、涙が止まらん。せめてもの救いは、自宅で亡くなったということだけだが、子供の葬儀を出す親の心境は計り知れない悲しみとやるせなさでいっぱいなんだよ・・・ほんとうに、悲しい。
合掌 
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