真夜中 夢の中に瓜二つの男が顕れると
眠れなくてね と言いそうになった; 男は すると
ぼくの誓いの指輪をはずや 真珠のブレスレットを投げてよこした
ぼくは 花壇に行きミルテの前に佇み 花冠を作ろうとおもった そのとき 途端 真珠のブレスレットは千切れ 真っ二つ 転がり散り 目の前から消えていた・・
捜しまわったが 代わりに 目に入ってきたのは
黒ずんだ ロズマリーンだった ・・嗚呼 この世は幻影か!...
ならば 汝れも 砕け散るがいい
指輪も真珠のブレスレットも 消えてしまったのだから・・
だが 姿を変えたロズマリーンとは 一体 何 !!...
それが愛の喪失を意味していたとは!?.... *- * - ))) *
Burger:1747生。ブュルガーのバラードより */-84*--106*-/*+*+
Dt. Lyrik vom Barock bis zur Gegenwart dtv. ebd. S. 69...
・ブュルガーについて:---
所謂、Sturm und Drang 期に活躍した詩人で、感情を重視する詩風はHolty ヘルティと共に知られている。-- 彼の詩は理性よりも感情を重視、民謡調のバラードを得意とし、近代バラードの生み親となる。その中で上に訳した「ミルテとロズマリーン」は恋人との愛と別れをテーマにしてよく知られている。>> --- ホメロスやシェイクスピアなどの翻訳も手掛けているが、「ほら吹き男爵の素晴らしき冒険」の翻案本でも有名。>







