陽道コラム

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塾長の想い

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いじめと自殺問題について~1~

2012年07月08日 21時31分59秒 | 日記
先ごろ大津市の中学2年生が自宅マンションから飛び降り自殺した。
とても悲しい出来事である。

亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げます。

しかしこの出来事には、教育に携わる人間として、子どもと接する人間として看過できないことがあったので述べていきたい。

その背景には驚くべき事実があった。

私は2つ問題点を述べていきたい。

まず一つは同級生の自殺練習、つまり自殺教唆の問題。
もう一つは守るべきはずの大人の教師の対応の問題である。

今回は自殺教唆した同級生の子どもの側を考えてみたい。

以下にその状況を述べておく。

滋賀県大津市の市立中学校2年の男子生徒が2011年10月、同級生からいじめを受け自宅マンションから飛び降り自殺した。男子生徒の両親は大津市、加害生徒3人と保護者を相手取り2012年2月に賠償を求めて提訴した。
市の教育委員会や中学校は、当初いじめはなかったと主張。しかし全校生徒に実施したアンケート結果からいじめがあったことを認めたが、自殺との関連性はわからないと11年11月に発表していた。
このアンケートは自殺した生徒にいじめがあったかどうかを問うもので、約320人が回答したところ、運動着に小便をかけ臭いと馬鹿にしたり、全裸にして射精を強要したり、雀の死骸を口に入れる、万引きを強要する、などとんでもない内容が明らかになり、新聞などメディアに何度も掲載されることになった。
原告サイドの石川賢治弁護士によれば、自殺の練習を強いていたとアンケートで証言した生徒が15人いて、そこには「何回も自殺の練習をさせられていた」「自殺のやり方を練習するように言われていた」「昼休みに毎回練習をさせられていた」などと書かれていたという。ただし、高いところに登らせて飛び降りるように指示したとか、ロープで首を絞めるための縛り方を教えていたなどの具体的な記載はなかったという。
石川弁護士によれば、いじめで自殺の練習が行われたなどということは前代未聞の出来事で、これが事実とすれば、自殺をするように仕向ける「自殺教唆」であり、6ヵ月以上7年以下の実刑になる場合も考えられるという。


子どもたちが犯した事の重大さを、このようなことが二度と起きないためにも子どもたちに考えさせていきたい。

子どもは遊びが大好きだ。中学生ぐらいになるとプロレスごっこなどとして思いっきり手加減なくやられたことが私もあった。
問題発言かもしれないが、相手が傷つくのをみて、それがいけないことと分かっていきいけない行為が収まっていくのが大人になっていくための経験なのかもしれない。

しかし、それがただの傷つける行為ではなかった。
『自殺する練習』
をさせられたのだ。

人間としてやっていけないことの限度を超えているだろう。

なんでそうなってしまったのか?

その子たちは自殺教唆は遊びだった、と言っているがなぜ遊びがエスカレートしてしまったのか?

小さいころからゲームばかりして、ゲームの中で人を殺す。それを繰り返していくうちに感覚が麻痺していく子もいるのではないか。

長崎の佐世保の事件を思い出した。
小学校6年生の女の子が、同級生の女の子をめったざしにして殺した事件だ。
その時の女の子は弁護士に
「会って謝りたい」
といったのだ。

ゲームでリセットすれば生き返るように殺した女の子も生きていると思っていたということが衝撃的だった。


また「死」というものが今の子は離れてしまっているのではないか。

昔はたとえば
おじいちゃんが死んだ、となると動かなくなったその身体を小さい子どもが見て大泣きしてお葬式で見送ったものだった。

いまはそういった経験をした子が少なくなってきているのではないか。

また私は小さいころ、身近にいたカエルを石でつぶして殺したことがある。
そしてじっとそのつぶれたカエルを見続けた記憶が30年たった今でも鮮明に覚えている。
それは、悪いことをしてしまった、とその時カエルのつぶれた姿を見て感じたのだ。

釣りをするにしても、青イソメを殺して餌にして魚を取る。その魚をさばくことを覚えることで命の尊さを知る。

そんなことがなくなってきているのではないか。

今の子どもたちに今回のこのことをしっかり聞き取りをしたい。そしてどうすれば防げたのか考えさせたい。


大人である教師の対応はどうだったか・・・

次回に続く



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