独り言1172（‘0803.20）

孫娘がジャズダンスを習っています。その発表会が三田のホロンピアホールであるので見に来いと言います。なんで私がと言いながら、内心は喜んで？ 出かけました。ここは小さな谷をビルでダムのように塞いだ形になっており、そのビルの壁がガラス張りになっています。そのガラスに前の風景が映っておりますが、私はこんな風景が好きで、ここでは毎年、色々と考えて撮っております。そのガラス壁の前に長い階段があって、その階段を上り下りする人の姿がガラスに映っておるのが目に付きました。これや！と今年はこの人の姿と、それがガラスに映った虚像をテーマにしました。ここまで説明しないと、多分、この写真の意味は判っていただけないかと思いました。
最初は上から撮っていましたが、実像と虚像が上手く画面に入りません。ワイドコンバーターをつけましたら、今度は画像が小さくなりすぎて、やや説明不足のように感じました。それで下から狙ってみたら、やっとそれらしい写真になりました。
今日はジャズダンスの発表会を見に来たのでした。しかし、暗い会場で激しく動くダンス、それに撮影禁止の眼を盗んでの撮影で、私の腕では全く写真になりませんでした。
砂糖だと思って舐めたら塩だったような感じですが、仕方がないかという気持ちの写真です。(hero)