独り言（‘07.9.26）

今日の午後、宝塚市のスポーツセンターの側を通りましたら、折からの西日を受けて、白い百日紅の花が光っていました。何時も歩く時はカメラを持っています。すぐ取り出して狙いました。
逆光です。昨夜の十五夜のお月様では、直接お月様にカメラを向けましたが、あの程度の光でも青いゴーストイメージが出ました。それで、今日は出来るだけお日様と向かい合わないようにしました。幸いバックが濃い緑の葉っぱでしたので、その切れ間からの光が斜めに花に当たるように狙いました。その点では、さしたる露出補正も要らなくて撮り易かったのですが、逆に所々にあるバックの葉っぱの切れ目が、大きな白いボケになって白い花と重なり駄目になったのも何枚か出ました。普通は主役の位置だとか、その効果などは熱心に見ますが、それだけでは駄目で、フレームの隅々まで眼を配れと言うことでしょう。素直に撮ればいいものを、やれ逆光や、やれボケやと色々と考えて撮るほど、問題点が多く出てきます。それを解決しないといい作品は出来ません。いい勉強しました。ここでは白い花もさることながら、その枝の葉っぱの方が綺麗に撮れたようです。皮肉なものでした。(hero)