独り言（‘06.6.3）

近所に親戚でＡさんというお宅があります。女房と一緒に通ると春先、そのお宅の庭先に桜に似た花が咲いていました。女房は「ゆすらうめ」やと言います。今日、そこを通ると赤い小さな実がなっていました。一緒に通った農家出身の女房が「ゆすらうめ」の実がなったんやと言っています。彼女は子供の頃、丁度取り入れの終わった後の麦わらで籠を編んで、それに取って来た「ゆすらうめ」の実を入れて、お八つに食べたと懐かしそうに話していました。
まさか、黙って取って食べるわけにもいきませんので、私は同じ「とっても」、写真を撮るだけにしました。春先に花が咲いて、丁度今頃に食べられる実のなる頃です。私は同じこの頃になる「ぐみ」の実が大好きでした。それを昨年あいあいパークで見て、懐かしさの余り写真に撮ってカレンダーの写真に使いました。
そんな話をしながら、お互いに古い昔の話になってしもたなぁ～と顔を見合わせてしまいました。（hero）