或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

生け花

2006-04-24 06:27:09 | 900 その他
この休みに生け花の展覧会に行きました。場所は広島市の八丁堀にあるデパート。カミさんから、知り合いのお嬢さんの作品が展示されているから、近くに行くなら見てきたらと言われて。

まあ休日に街中に出て、用事を済ませてすぐに帰るのはもったいなと思っていたので好都合。会場に着くと、艶やかな着物を着たお嬢さんが数名、受付の外で笑顔で出迎えてくれて。なんかいい雰囲気。やっぱりこうじゃなくっちゃ。春ですもんね。

そこでポスターをみて展示会の概要を初めて確認。池坊の広島支部のイベント。正式名称は“いけばな池坊展”。春に全国で一斉に開催しているらしい。広島市の教育委員会や地元の新聞社、テレビ局等が後援。なんか大々的な催しなんだなあと改めて認識。いけばな教室の先生と生徒の作品がなんと300点ぐらい展示されてました。とにかく凄い数。

これだけ数が揃うと、素材も作風もバラエティに富んでいて、なかなか楽しめました。とにかく花と空間が作り出す美しさが素晴らしい。まさに日本の美。それで写真撮影可能ということなので、デジカメで作品を撮影。風格があったのは上の写真。家元?の作品なのかな、スペースも十分とってありました。その他で気に入った中から下の写真の3点。

それで帰る途中でよくよく考えてみると、生け花をキチンと鑑賞したのは初めて。こういうのもいいですね。異文化に触れるというか。ヘンな音楽が流れていないのも良かった。作品に集中できて。

暇があれば習ってみたいなと思います。でも無理だろうなあ、カミさんがクレームつけるの間違いなし。何が目当てなの?なんてね。確かに生徒とか、ほとんど女性なんだろうし。今は純粋な気持ちだけど、教室とか通い始めたら、どうなるか自分でも自身ないし。まあ、たまにこうやって鑑賞するぐらいがちょうどいいかもしれません。(笑)


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2 コメント

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華道 (月世)
2006-04-26 23:48:32
こんにちは。

いけばな、いいですねぇ。

男性が見るってのがまたいいです

ご想像よりも華道ってぶっとんだの?も展示してありましたでしょ?

伝統的なのからゲージツです、みたいなのまで。



結婚前まで私も嵯峨御流で習っていました。

洋物のフラワーアレンジメントと違って

おっしゃるようにいけばなは、花と空間を大切にします。

何もないところを創らければならない、とも言えます。無の有というか・・・



器も大切で。偉い方々のは作家物のお高いものだろうと思われます。

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良かったあ。 (ハンコック)
2006-04-27 06:45:17
いやね、会場には先生と生徒、その家族なんかでほとんど女性。

たまに男性がいても、先生だったりして。

デジカメで撮影するの、正直ちょっと恥ずかしかった。



でも作品そのものは、絵画をみるのと同じ感覚で楽しかった。

確かにぶっ飛んだのあったなあ。正月飾りみたなのもあったし。

その何もないところを創るってところがカッコいいですね。

器には気が回らなかったけど。

興味があるので、この次ぎはそういう目つきで見てみよっと。



P.S.

なんかね、どうしても生け花っていうと、火曜サスペンス劇場じゃないけど、

和服を着た家元の男性との不倫、殺人、なんてイメージが湧くんですよ。(笑)
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