或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

プライベートビーチ

2014-10-06 05:30:42 | 890 広島
天候不順続きの夏が終わったと思ったら、すぐにひんやりとした風が吹き初めてすっかり秋模様に。なんか変な夏だったなあ、今年は。特に広島ではまともに晴れた日がほとんどなくて。その意味では8月の盆明けから9月中旬ぐらいにかけて、つかの間の夏をむさぼるように楽しんだって感じ。そんな時に大活躍だったのがクルーザー。生活の一部として馴染んできている。

友人がクルーザーでいろんな所へ行ってみたいと言ってくれるので、「道の駅」ならぬ「海の駅」を頼りにいろいろとサーチ。中にはすぐ近くにビーチがあって、その近くレストランや温泉を持つ施設があって、しかもその近くに船を接岸できる桟橋がある、なんていうところもいくつか。この夏は、この中から数ヶ所へ遠征。といっても片道1時間以内の近場ばかりだったけど。

印象に残っているのが「のうみ海の駅」。戦時中に海軍兵学校があったことで有名な江田島にあって、その中心が国民宿舎「能美海上ロッジ」。いつかはもっとリゾートっぽくてお洒落な所へと思ってはいるけど、当分はその予行演習として近場で慣れようと。実際に行ってみると桟橋からロッジまで歩いて1分、ビーチまで3分という、とにかく便利な場所だった。

ただし期待もしていなかったけど、ローカルな雰囲気がむんむん。タコ天をつまみにビールを飲み、お薦めの瀬戸内海定食を食べてた後でビーチで貝堀りをして、それが終わると施設の2Fにある露天風呂でまったり。帰る前には1Fにずらりと並べてあった地元の野菜を物色。いろいろ買って帰ったけど、しいたけが想像以上に柔らかくて美味しかった。いや、感激したなあ。

そんなクルージングの帰りにいつも立ち寄るのが宮島の裏手。こじんまりとしたビーチがいくつかあって、人が泳いでいないこともしばしば。海岸近くにクルーザーを止めると、もうそこはプライベートビーチ。周囲に誰もいないし、誰も見えない、見えるのは海と島だけ。そんな開放感がとても贅沢で素晴らしくて。友人もすっかりハマってしまい、毎回せがまれるって感じ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿