或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

中洲

2009-09-17 05:52:04 | 600 グルメ
面接指導過程の研修初日の夜は、有名な中洲へ。通学組はおそらく仲間と一緒の食事だろうけど、自分は独学なのでひとり。ちょっと寂しいけど、まあ慣れているから。ホテルが会場と中洲の中心部のちょうど中間に位置しているので、歩いて何処でも行ける。自分の中の中洲の想い出はやはり屋台。とんこつラーメンがやけに美味かったのを今でもしっかり憶えている。

今回は行く場所を事前にサーチして絞り込んでいて、まずは餃子の「旭軒」。幾つか店舗があるらしいけど、今回は中洲の東にある川端店へ。場所はすぐに分かり、着くと繁盛店によくある素朴なたたずまい。提灯といい暖簾といい雰囲気はバッチリ。7時過ぎに店内へ入ると、中には客が1組。すぐに焼き餃子を2人前と手羽先を注文。店内もごくシンプルでとてもいい感じ。

数分経って出てきたのが下の写真で、想像通り一口サイズでカリカリに焼いたもの。期待して口に入れると、これがビミョウな味だった。よくある肉系の味とは違い魚系の風味が強い。ただよう違和感。ジューシーさもなく、正直なところガッカリしたかな。手羽先も餃子と同様にカリカリ。まずくはないのだけど、やはりジューシーさに欠ける。おいおい、ここまで来て外れかよと。

ネットで調べた限りでは評判が良かっただけに、次が不安になったのは確か。旭軒から西へ歩いて5分程度で春吉橋へ。そのたもとにあるのが中州、いや博多で最も有名な屋台ラーメン店「一竜」。時間が早かったせいか客は数人程度。と言っても全部で8人ぐらいしか座れないけど。注文したのは豚骨ラーメン700円。出てきたのが下の写真で、特徴は、いわゆる豚骨ラーメンのようにスープが白濁していないこと。飲むとこれまで経験したことがない味だったけど、さっぱりして美味かった。

辺りを見回すと、いつのまにか人通りが多くなっていて、川沿いにずらりと並んだ屋台は活気を帯び、さすが中洲の屋台のメッカという感じ。ホテルで缶ビールを2本、旭軒で瓶ビール大を1本、一竜で焼酎のロックを1杯と早いペースで酒を飲んでいたこともあり、完全に出来上がった状態。終わりよければ全てよしじゃないけど、博多の屋台を満喫できて大満足だった。


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