コステロ
2004-09-25 | CD
Elvis Costello / Delivery Man
いわゆるロックなコステロのニューアルバムである。「ホエン・アイ・ワズ・クルーエル」路線だが「コニャック・バラエティ」っぽい雰囲気も漂わせている。この間のバラード系3作(「ペインテッド・フロム・メモリー」「フォー・ザ・スターズ」「ノース」)の要素はあまり感じられない。
どうも最近のコステロはバラードだけが突出してるような気がする。先のバラード系3作は素晴らしい出来だったが、ロックな「ホエン・・・」は過去の作品群と比較すると凡庸であったと思えるし。
で、今作であるがはっきり言ってあまり良くない。「ホエン・・・」より楽曲の質が劣るように思えるし、嗜好の問題ではあるが、コステロが大好きと思われる⑤⑦などの out of time なロックが個人的には完全な「捨て曲」になってしまう。とは言っても Pump It Up は大好きなので微妙なラインなのだが・・・・。
ちなみに「捨て曲」と言ってしまって⑤⑦だが、歌詞は秀逸である。⑦などは露骨なアメリカ批判で、Monkey To Man というタイトルも進化論を否定するキリスト教徒=アメリカにたいする皮肉である(と思う)。
12月には来日もする。名古屋にも来る。前回の客の90%が Smile しか知らないという悲惨な状態だったので飛ばされるかと思ったが有難い事に来てくれる。何だかんだいっても楽しみである。
いわゆるロックなコステロのニューアルバムである。「ホエン・アイ・ワズ・クルーエル」路線だが「コニャック・バラエティ」っぽい雰囲気も漂わせている。この間のバラード系3作(「ペインテッド・フロム・メモリー」「フォー・ザ・スターズ」「ノース」)の要素はあまり感じられない。
どうも最近のコステロはバラードだけが突出してるような気がする。先のバラード系3作は素晴らしい出来だったが、ロックな「ホエン・・・」は過去の作品群と比較すると凡庸であったと思えるし。
で、今作であるがはっきり言ってあまり良くない。「ホエン・・・」より楽曲の質が劣るように思えるし、嗜好の問題ではあるが、コステロが大好きと思われる⑤⑦などの out of time なロックが個人的には完全な「捨て曲」になってしまう。とは言っても Pump It Up は大好きなので微妙なラインなのだが・・・・。
ちなみに「捨て曲」と言ってしまって⑤⑦だが、歌詞は秀逸である。⑦などは露骨なアメリカ批判で、Monkey To Man というタイトルも進化論を否定するキリスト教徒=アメリカにたいする皮肉である(と思う)。
12月には来日もする。名古屋にも来る。前回の客の90%が Smile しか知らないという悲惨な状態だったので飛ばされるかと思ったが有難い事に来てくれる。何だかんだいっても楽しみである。