洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

ブラッドワーク

2006-02-20 | 映画
マイクル・コナリー原作「我が心臓の痛み」を映画化したのが、この「ブラッド・ワーク」。
実は以前に原作を途中挫折した上で、映画を見ていたのだが、今回は再度原作にトライし、読了後にまたまたコレを鑑賞。

「ミスティック・リバー」、「グリーン・マイル」などの際立った作品はあれど、優れた小説が優れた映画になる確率は結構低く、この「ブラッド・ワーク」も小説に負けている映画である。
小説を読了せずに観たときは、悪い印象はなかったのだが、比較してしまうと格段にダメ。

しかも、これ、原作と映画とで犯人が違うのである。
原作を2度目に読んだとき(つい最近)、映画を思い出して犯人を特定しながら読み進めていったら、なんと別の人間が犯人。
良い意味で期待を裏切られたとまとめたいところだが、なんとなく要らぬ予断で損をした気分になった。

犯人といえば、最近、2年ほど前に多少の付き合いがあった某社長さんが逮捕されるという、笑える話があったが。

それはさておき、やっぱり、イーストウッド、この役やるには歳取りすぎである。
役云々以前に、走ってる姿など実に痛々しい。
しっかし、コレを経て「ミスティック・リバー」や「ミリオンダラー・ベイビー」に至ってるので、そのクオリティでコナリー作品のリベンジにトライしてもらえれば、とも思う。

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