『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

福佐売神社

2017年02月04日 | 「廿日市地区」ぶらり


下平良可愛地区にある福佐
売神社は江戸期の文政8年(1825)、安政6年(1859)の地誌には福島社とあり、大正7年(1918)に刊行された佐伯郡誌にも福島神社とある。これらから大正7年(1918)以降に福佐売神社と呼称されるようになったようである。
遥か昔の貞観14年(872)の三代実録に「・・佐伯郡人榎本連福佐売、・・」とあるのを江戸期文政年間に広島藩の学者達が福島明神は榎本連福佐売を祀ったものとした。安政6年(1859)の地誌には「古老之者申伝ヘニハ福さめ共唱ヘ来リ候由」とあり、この頃このように通説化されていたようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする