風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

ネパール エベレスト街道トレッキング その18

2013年08月24日 07時47分54秒 | ネパール2013

トレッキング8日目の朝。4時ごろ起きてしまったが頭痛はしないのでダイアモックスは飲まないことにする。
結局ダイアモックスを飲んだのはチュクンでの1回限り。あのボーっとした感じや手足の指のしびれという
副作用を考えるとあまり飲みたくなかったし。

今朝、チェリンじいは上機嫌だった。

というのも、昨日の夜チェリンじいの携帯電話のバッテリーチャージの差し込み部分がスマホじゃないのに
マイクロUSBであることが分かったので、今回カメラのバッテリーチャージのために日本から持って来た乾
電池式バッテリーチャージャーが使えるんじゃないかなと思ってやってみたらうまくいったのだった。

カメラのバッテリーをチャージすると乾電池4本を使い切る前に何故かチャージ不能となってしまうので、
残った分で携帯電話をチャージしたらいいよ、と貸してあげたのだ。「なんで今まで教えてくれなかったんで
すか~?!」と言われたが、チェリンじいの携帯をチャージするために日本から持ってきたんじゃないからね。(笑)

さて、あいかわらず食欲はないので考えた末「シェルパシチュー」を注文する。
日本人にも食べやすいというのをどこかの日記で見たので。



お椀は小さいがたくさんの野菜に小さなすいとんが入っていた。今の私にはけっこうなボリューム。

今日はディンボチェ(4410m)から山の斜面をトラバースしてトゥクラ(4600m)へ行き、そこからロブチェ
(4930m)まで行く。いよいよEBCが近くなる。7時10分発。



今は間近なアマダブラムだが、これからは離れていく。



泊まったロッジはディンボチェの中でも一番高いところにあり、すぐ裏からトラバース道に入る。
チェリンじいは携帯電話で音楽を大きく鳴らしてご機嫌で進んでいく。この日は一日中こんな調子。
ネパール人は音楽好きである。まあ、私が息切らして歩いているもんだから、おしゃべりもできないし暇
なのもあるかも。



山を回り込んだら丘に出た。ロブチェ方面にはもう岩山しかない。木もなくなり荒涼とした雰囲気となる。

振り返るとタムセルクやカンテガが見える。思えば遠くまで来たもんだ。



下にはペリチェの町が見える。ペリチェは谷沿いにあるため風が強く寒いのだそう。
また、下の方にあるのでトゥクラへの登りがきついようだ。

他にトレッカーがほとんどいない丘を3人でもくもくと歩く。楽ちんなんだけどはあはあ言う。5400mを
登って今は1000mも下ってるんだから少しは楽になるのかと思ったけど、そうでもない。



そうしてトゥクラが近づいてきた。トゥクラは数件ロッジがあるだけの場所だが、そこからの登りの道が白く
見えている。今日の難所はあの登りだ。



ディンボチェから2時間弱の9時4分着。ここからロブチェまではロッジがないのでかなり早いがお昼に
することに。でも、まったくお腹が空いていないので、結局ホットレモンとマッシュルームスープだけをいただく。

と、ここでディンボチェまで一緒だったアルゼンチン人の彼と再会した。彼らはディンボチェから直接ロブチェに
行き、そこから一気にEBCを往復して帰ってきたところらしい。今考えるとすごいわ。私には無理。

トゥクラを9時47分に出発。いきなりの登り。



もう登りを見るだけで気持ちが萎える。(笑) トレッキングも1週間を超え、たとえ1日3~4時間しか歩いて
いなくても毎日歩いているし、高度や食欲減退でパワーが出ないのもある。

目的地はまだ先なのだ。がんばろう!


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2 コメント

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ディンボチェから・・・ (MIKO)
2013-08-24 09:04:25
私はこのコースを逆にトゥクラからディンボチェに向かって降りました。
確かにペリチェから登ってくる人より多かったかな?
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そうか (みいちゃん)
2013-08-25 07:02:33
MIKOさんは先にカラパタールに行ってからアイランドピークに行ってるから、このルート歩いているんですね。
行きはペリチェに泊まりました?ディンボチェはペリチェよりずっと暖かいらしいですが、ディンボチェも十分寒かったんですけど。
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