風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

新潟紅葉トレッキング その1

2012年10月29日 14時31分18秒 | ハイキング・登山

当初九重山紅葉テント泊トレッキングを予定していたんだけど、天気予報が芳しくなかったので
どうしようか考えていたところ、kuroさんが新潟は八海山あたりにに登ろうと考えているとのこと。

そこで調べてみたら、紅葉めっちゃきれいだし、そしてなんだかとってもスリリングな岩場に鎖が
あるじゃないですか!そこで急きょ予定を変更して長岡行きの夜行バスを予約し一路新潟へ。
一応ニイガターズさんにもメールしたのだが、さすがに急すぎて再会は無理だった。(笑)

Iさんと2人で金曜日に休みを取って、木曜の晩に出発し、長岡には6時35分に到着。
八海山は2日目にkuroさんと約束していたので初日はニイガターズに勧められた苗場山に登ろう
かと思っていたんだけど、なかなかに遠いのだ。

紅葉の季節でロープウェイが運行されているものの、山頂まで25分のドラゴンドラ。長い!
山頂駅に着くころには11時になってしまう。そこから山頂まで4時間かかるのでとても無理だ。
谷川岳も考えたけど土合への普通電車が全然ない。

苗場山周辺の地図を見ると、手前に平標(たいらっぴょう)山というのがあって、ぐるりと一周して
帰ってきたら5時間強で帰ってこれるようだったので、湯沢越後駅から苗場プリンスホテル行きの
バスに乗ってから行き先を平標山登山口バス停に変更! Iさんも「まかせるわ」とあきらめ模様。(笑)

そうして10時前に出発です。



帰りのバスの関係でコースタイムの短い自然歩道側から登ることにし、舗装された林道を歩いて
いたら川沿いのトチの森がとってもきれい。あっちを歩けたらいいのにと思ったら、どうも道がある
ような? 結果的に途中から林道に合流したけど、川沿いの道、ステキそうだった。残念。

カラマツ林をダラダラと登っていくこと1時間ほどで登山口に到着。



 ここからは永遠に階段が・・・。

歩きにくい段差ではないのだが、エンドレスに続く階段にはさすがにうんざり。

それでもカラマツの紅葉といろんな種類のモミジの葉に癒されつつ登っていく。



      イタヤカエデ、ウリハダカエデ、コハウチワカエデ、コミネカエデかな?

 1時間ほど登ってきたらやっと展望が開けてきた。

 

 平日なのもあるが、こちらから登ってきているのはおじさん1人のみ。朝一番に逆方向から登って
きた人たちはすでにこの時間で下山してきていたが、それも2,3組だけ。
 朝は天気が回復していなかったので何も見えなかったらしい。

 登るにつれてブナの純林に変わってきて紅葉も面白味がなくなってきたのでひたすら階段を登り
続けたらひょいと平標山の家に着いた。12時17分なり。コースタイム通りだ。

 

 こんなに立派(それも有人で宿泊可能)な小屋があることに驚いた。どうやら谷川岳までの稜線は
国立公園なので幕営禁止なのだそう。ジュースやビールも売ってたしトイレもありました。
 外には湧水が蛇口から出ていたので飲んでみたらたいそうおいしかったです。

 この山の家の真ん中を通ると、山の様相がガラリと変わった。まるで四国の山のように笹原が広
がっていた。これまでの森とまったく違うのでびっくり。

 

 ベンチでしばし休憩。越後湯沢駅で買った笹団子をいただく。んまい!後ろに見えるのが
平標山かと最初は思っていたが、隣の仙ノ倉山だった。
 稜線に出ると風が急に強くなってきたものの、とっても炭酸が飲みたかったので小屋でCC
レモンのミニ缶(200円)を買った。が、休憩していたら寒くなってきたので後で飲むことにする。
 結局この日は飲まないまま下山。高い買い物しました。(笑)

 山の家を12時30分に出発。

 

  ここも永遠に木道の階段を登っていく。そんなに遠そうに見えなかったのだがきっちり50分
 かかった。吹きさらしの中ひたすら階段を登るのはけっこう堪える。

 

 山頂には13時18分着。風よけなし。でもおもしろいくらいはっきりした交差点になっていて、
 山頂を挟んで4方向にきれいに登山道が続いている。今度は谷川岳のほうに縦走してみたい
なあと思わせる稜線だ。

 Iさんは階段にやられて遅れ気味。
 ここから下りは2時間となっているのだが、最後のほうは登り2時間下り1時間15分のコース
タイムになっていて、本当にその時間で下れるのか心配になってきた。
 バスの時間は15時50分で、乗り遅れると17時台までないのでがんばって降りなければ!

 山頂から松手山方面に下山し始めるとすぐきれいな紅葉が見られた。秋だなあ。

 

 そもそも平標山を登ることにしたのは、バスから見える山麓のほうがすでに紅葉してきれい
だったので、苗場山の山頂に上がってスキー場を散策するよりいいのではないかと思ったの
ね。正解です。

 

                     松手山から平標山方面。

 松手山を過ぎてからバス停までが長かった。車の音は聞こえるのに、車道が見えるのに、いっ
こうに着かないのだ。北岳再び。(笑)

 膝をガクガクいわせながらも、なんとか15時22分に下山。は~、疲れた!

 明日の八海山、行きはロープウェイで登って帰りはkuroさんと新開道を降りる約束してるけど
行けるかなあ?と2人とも弱気に・・・。 

 それでも温かい電車の中でエチゴビールで乾杯。(笑)日本で一番最初の地ビールらしい。

 

 越後湯沢駅から宿泊先の八海山麓の「ぺんしょんわかい」には、ほくほく線で六日町駅まで行き
そこからバスで終点の山口まで。八海山ロープウェイまではいかないバスだったので、山口まで
迎えに来てもらった。

 着いたらお風呂に入ってさっそく夕食です。この日は私たちだけ。

 たくさんおかずが出て来たけど、なかでも揚げ出し豆腐のような料理、実は冬瓜だった。

 冬瓜の揚げ出し 

 目からうろこが落ちるアイデア。おいしかったなあ。なるほど、こんな風にも出来るのね。

   
 
 もちろんお酒は「八海山」。冷やでスーッと入っていきます。にじますのアーモンドバターソテーや
この地の名物「かぐら南蛮」のお浸しもピリッとして日本酒によく合います。でも言われなかったら
ピーマンだと思って一口で食べるところだった。危ない!

  

   もちろんご飯は魚沼産こしひかりです。新潟でも一番お米のおいしいところですから。
   お腹いっぱいいただきました。ごちそうさまでした。

   明日は朝ご飯を早めにしてもらって、8時始発のロープウェイに間に合うよう出発です!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ~、やっぱり (するすみ)
2012-10-30 00:07:19
美味しいもん食べてる~っ!

って、平標山は雪のシーズンはバックカントリースキーの楽しめる山だということしか知らない。紅葉の斑模様を見ると、疎林が続いてて、林間のスロープはかなり楽しめそう。雪崩も少ないみたいだし。
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そうなんですよ~。 (みいちゃん)
2012-10-30 21:19:01
冬瓜の揚げ出しおいしかったですよ~。ぜひやってみてください。あっさりすぎず、くどくもなく。でもやっぱり冬瓜で。

平標山はBCの山ですか。確かにそうかも。
雪崩はわかりませんが。

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平標山 (GRI)
2012-10-31 12:02:39
平標山、6月末に行きました。
その時は沢山の花が楽しめましたが、紅葉もきれいな山なんですね~!
真似っこして、いつか秋にも行って見ようと思います。
あ、私は逆まわりでしたが、下りでもあの階段地獄はきつかったです(^。^)
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夏は・・・ (みいちゃん)
2012-10-31 23:29:34
山頂付近のお花がきれいなんでしょうね?
でも、夏は夏で直射日光がきつそうだ・・・。
行くなら初夏でしょうか?

平標山はほんとうに階段ばっかでしたね。
登山する人のことを考えて作られてましたけど。
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