風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

のせられて・・・

2006年09月01日 08時26分44秒 | 2004年おへんろ日記(愛媛編)

 朝起きると外は雨。
 でも,昨晩の天気予報でも雨だったし,さっさと雨支度をしてからホテルを出発。 

                                   
 結構降っているので,11号線をただもくもくと歩くのみ!

 そうして歩くこと2時間半、番外の延命寺に到着。
 雨宿りも兼ねてお参りすることに。
                       

 こんな雨だし、番外のお寺にも関わらず結構な参拝者がいるのはなぜかしら?
 やっぱ「延命」寺だから?(笑)

 本堂と大師堂を雨に濡れつつお参りし、納経のあと向かい側にある東屋で休憩
することに。

 すると先客が3人。

 3人のお遍路さんのうち2人はどうも職業遍路さんっぽいのだが、もう1人の逆
打ちお遍路さんが謎だった。大きな衣装ケース2つをカートに乗せているということ
は職業遍路さんなのかもしれないのだけど、身なりがあきらかに違うのだ。
 雨具の上下も新しい、ゴアテックスっぽいし。靴も立派な登山靴。

 それに、私が次の日に三角寺と雲辺寺を一度に打つ予定だというと、それは大変
なので椿堂に通夜堂があるはずだから、今日三角寺を打ってから椿堂に泊めて
もらえないか電話で聞いてみたらいい、とアドバイスをいただいた。

 さらに、私が曼陀峠越えをするつもりだといったら、その道は草ボウボウでとても
歩けないと思う、こないだ民宿岡田の前に出る道を歩いた時に、鉈である程度の
倒木は取り除いてきた。(といって鉈を見せてくれた。)
 ゴアテックスの雨具はあるか?靴は?

 と、なんか普通じゃないんだよなあ。
 いったい何者? 雨宿りしながら文庫本とか読んでたし。
 不思議な人だった。

 で、雨も小降りになってきたし、あれ以降、気分的にがんばらないといけない!と
いう気持ちもあったし、ここで椿堂を勧められたのは、お大師さんから通夜堂に泊ま
れということなのかもしれないと思った。(いや、マジで。

 3人とお別れして、ほとんど雨の上がった道をズンズン歩いていく。
 心はすでに三角寺を打って椿堂に行く気満々だった!
 もともと伊予三島に泊まると時間的に早かったのもあるし。

                       

 で、今日通夜堂に泊まるなら、と思いスーパーでお弁当を買い、伊予三島を通って
とうとう登山口へ。
 ここを登っちゃったらもうあとには引けないぞ~!


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