老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

704;大福餅

2018-04-10 05:07:42 | 老いの光影 第2章
大福餅

今日の早朝
息子元気(beagle犬)と
阿武隈川の辺を
散歩していたら
路の真ん中に
大福餅が落ちていた
幸い烏にも食べられておらず
無傷の大福餅であった

誰か散歩のとき落したのであろうか
誰もいなければ大福餅を拾い
息を吹きかけ
手で気になるところを削りとり
大福餅を食べただろうか

どれだけの蟻の数が集まれば
大福餅を運ぶことができるのか
散歩しながら想像してみた

大好物の大福餅
もしあなただったら
大福餅を
うっかり
食べそこね路上に落してしまった

大福餅
そのままにして置きますか


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