キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

2003年09月19日 | 映画
 単なる愉快・痛快な娯楽作かと思ったんだけど、孤独とか家族愛が胸に痛い映画だった。

 実在の高校生詐欺師、F・アビグネイル(R・ディカプリオ)が詐欺を続けたのは、事業に失敗した父親を深く愛していたから。 金さえあれば、離婚した父母の中も元通りになると信じている幼さ。
 結局は上手くいかないというのに・・・。

 フランクと彼を追うFBI捜査官カール(トム・ハンクス)の間にある奇妙な友情を支えているのは、孤独感だ。
 クリスマス・イブに電話を掛けてきたフランクにカールが言う。 「お前がオレに電話してくるのは、他に掛けるやつがいないからだ」
 この一言が二人の仲を象徴している。

 パンナムのスチュワーデスに囲まれてFBIの捜査網突破等、キュートで笑えるシーンよりも、フランクとカール(彼も離婚経験者)が一人ぼっちでいるシーンが胸に焼き付いている。
 スピルバーグが幼い頃経験した離婚というものが、こんな風に作品世界に投影されているんだなあ。
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