キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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万俵鉄平のスタイリングが間違ってる

2007年01月22日 | ファッション
「華麗なる一族」におけるキムタクが昭和40年代の人に見えないのには、茶髪でパーマというその髪型もさることながら、スタイリングのとんでもなさも大いに関わってると思う。

昭和40年代の鉄鋼会社の専務がクレリックシャツ着るか?

次男の銀平も着てるけど、40年代の金融業や鉄鋼業の会社員が派手なクレリックシャツなんて着ないだろう。

しかも万俵鉄平は、東大工学部冶金科卒、MIT留学経験ありのエンジニアなのに。

髪型は七三かオールバック、シャツは白、タイは暗色系のレジメンタルがいいとこでしょ。


おまけに鉄平、第1話ではカラーピンしてたからね・・・。
カラーピンなんて、私の今までの人生で仕事の場でしてる人見たことないよ。
鉄一筋のエンジニアがカラーピンなんてするかな?

「カッコイイ俺、木村拓也」じゃなく、「鉄鋼会社の少壮専務兼エンジニア・万俵鉄平」を演じたいなら、もう少しスタイリストとキムタクは考えるべきじゃないか?

あ、言っとくけど私は別にアンチ・キムタクではない。
キムタクにはキムタクのかっこよさや魅力があると思う一人だけど。
もうちょっと万俵鉄平としての役作りをしたほうがいいんじゃないかなぁ、と。


*クレリックシャツ カラーとカフスは白、身頃が色無地や柄のシャツ。

*カラーピン 襟を留めるピン。元々はネクタイのノットの形を崩さないためのもの。現在は装飾的な意味合いのほうが強いか。

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