おはようヘミングウェイ

インターネット時代の暗夜行路。一灯の前に道はない。足音の後に道ができる。

梅雨の合間に紫陽花と遊ぶ

2018-06-12 | Weblog

梅雨入りながら、かつてのようにシトシトと陰に籠ったような降り方をしなくなった。晴れ間には初夏を想わせる真夏日になれば、曇天ながら長続きのしない雨降りの日があったりする。梅雨、雨降りと言えば、こんな童謡を想い出す。

あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン

幼稚園か小学校低学年の時代に歌ったような気がしないでもないが、さすがに蛇の目で母親が迎えに来てくれた記憶はない。傘への想いは、小学校時代の登校時、児童たちが差す赤や黄色など彩り溢れた傘の花が通学路に咲いていた風景にたどり着く。いくつかの塊の列をつくって、おしゃべりしながらの学校通い。ビニールの長靴と雨傘が絵になっていたが、画家の中でこんな雨傘が広がる登校風景を描いた人は寡聞にして知らない。いい画材だと思うんだがねえ。

静かに梅雨のひと時を過ごしたいという大人の性分からすれば、季節の花を黙して鑑賞してみたい。その花はやっぱり紫陽花だね。東京練馬のとしまえんや鎌倉の明月院といった名所に出向かなくても、紫陽花はそこかしこにある。ひっそりと、陰翳を秘めた佳人を訪ねてみよう。

ヤッホー! 初対面の挨拶にしては違うなあ。オッス! う~ん、もっと違うなあ。ここは素直に、こんにちは、かな?

 紫陽花に種類があるのを初めて知った。どれも同じだと思っていたら違うんだ。

左はガクアジサイ(額紫陽花)、右はホンアジサイ(本紫陽花)、ですって。

 

よく見知った紫陽花(ホンアジサイ)の姿、形、色合いだ。

同じ株の一群から、これほどの色彩の変容を見せる紫陽花は魔術的でもある。

 

クローズアップで見てみれば、紫陽花という漢字名の由来がよく分かるね。

 

これぞ梅雨の季節の花、紫陽花の面目躍如という集団芸、宝塚歌劇団!  

🎶紫陽花の花~、咲く~ころ~、初めて恋を~、知~りぬ~🎶

 

こちらは額紫陽花。

中央の珊瑚状の塊が花で、周りに蝶のように見えるのは花ではなくガク。

クローズアップで近づこう。これはもうアートだ!

 

 

蝶の群れの舞いか、絵画そのものの姿態。

 

おやおや、参観者はわたしだけではなかったぞ。

 

コガネムシよ、それって参観じゃなくて抱擁じゃない? 

美しいものに虫と男はふらふらと確信を持って近づいていくものです。

 

 

 

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