長崎県知事選などでの敗北で、マスコミの民主党大丈夫かの報道が賑やかだ。でも、私は去年の自民党の時にも書きましたが、「ある程度の傾向ぐらいは出るのでしょうが、地方によって候補者の質や実情に違いがある」ので、これをもって「すわ、民主党の危機」などと煽る気はありません。それに、あと約3年半は解散することは無いでしょうから、こんな無軌道な民主党政権でも続くのですから。
そんなことよりも、この選挙戦等を通して見えてきたのは、民主党の驕り高ぶりに他ならない。鳥取・島根県への発言。新幹線などの公共事業などの利益誘導発言と長崎知事選後の恫喝とも取れる発言など、残りの3年半の政権把握をバックに高圧的な態度に終始しています。脱官僚を唱えながらも選挙候補者に元官僚を擁立するといった例も、今後の選挙であるとも報じられています。
支持率は万能ではありませんが、少なくともマスコミが万事民主党擁護報道から少し離れだしたことが支持率低下に繋がっているのでしょう。そりゃそうだろう。いくらなんでも、首相と幹事長の疑惑と、それに対する同党の議員たちの態度。外交での無責任さ。選挙戦で財政に対して大きな事を言っていたが、結局は無策に等しいこと・・・。これで、擁護をしていたならば、いくらなんでも信用を失ってしまうだろう。
彼ら与党の人たちは、去年の今頃は自民党に対して何を言っていたのかを思い出した方がいい。何が正しく何が間違っているのか、機軸がぶれる人を信頼するのは不可能だ。
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