そこからほん近所、宇治川派流沿いに建つ記念館へ。
順路に従って進むと・・・お。あちらに満開の桜が。
お酒めぐりをしながら、一緒に桜も愛でる事が出来たこの日は、4月2日の土曜日の事でした。
お酒の記念館に入ったのに、まず最初に目に付いたのが桜だったりするのは、季節柄、詮無い事ね。
入館料は大人300円。お支払いをしたら、もれなくお土産が1つ、もらえるんです。
やるな、月桂冠!300円でお土産渡すなんて、儲け度外視なんじゃないのか!?
さ、進みましょう。 ここは伏見の酒造りや歴史に関する資料など、多数展示されています。
初代大倉治右衛門1637年、京都南部、笠置から伏見に出て酒屋を開業したのが始まりだそうな。
その酒造業の屋号を『笠置屋』で開業、最初の酒銘を『玉の泉』と命名したと。
展示もんを見て、説明書きを読みながら、う~んなるほど~。とか、
あ~あれでこうして、こうやって・・・って理解してた筈なんだけど、飲みながら廻ってる伏見。
数日経過した今、写真を見ても、何の道具だったのかしら?って、全く覚えてない模様。
酒造りの工程に合わせて、約400点あまりの用具類が展示されてるんだよ。
伝統的な桶や樽、櫂などから往時の職人たちの技をうかがい知ることができます。なんて、
案内の冊子には書いてありますな。 はい。確かにうかがい知ったのですが、忘れちゃいました
今、社名にもなってる『月桂冠』っていう酒銘は、1905年(明治38年)に商標登録されたらしい。
そして、社名が『大倉酒造株式会社』から、『月桂冠株式会社』になったのは、
1987年(昭和62年)の創業350年を迎えた頃。凄い歴史がある月桂冠って、好きになってきたよ。
お酒の展示を巡り、しっかり酒造りや歴史にまつわるお勉強が終わったならば、
終った人から、ご褒美が待ってました。
きき酒処カウンターで、3つのお酒の試飲ができるようになってるの
一番右手前が、月桂冠レトロボトル吟醸酒。真ん中の青いのは、玉の泉 大吟醸。
向こう側の赤いのは、プラムワイン。
ちっちゃなグラスっていうより”入れ物”に、一口ずつでも美味しかったよ。
酒蔵のまち、伏見。とっても楽しく酔っぱらいました。ありがとうございました
月桂冠大倉記念館
京都府京都市伏見区南浜町247
TEL 075-623-2056
営業時間 9:30~16:30 (盆・年末年始/休館)