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「勇気と冒険の心のなかにこそ青春はある」とは、ヨットによる単独無寄港世界一周
を世界最高年齢で達成した斉藤実さん(71歳)の言葉。そして本日は66歳の
堀江謙一さんが東周り、西周りの両方での世界一周を達成した。
私を政治家として経済的に支えてくれた山本良行氏は、現在インドネシア沖から
先月出発して太平洋横断を往復しようとしている。いまどのあたりだかは知らないが
一年半かかるという。
乗り物はなんと「いかだ」である。このいかだには、各国の人たちが乗っている。
陸地には主が居るが、海は誰のものでもないのだ。船に各国の人がお互いに
助け合って一つの目的をなしとげるのは世界平和の第一歩だ。
だから私は、尖閣諸島であるとか竹島であるとか北方領土であるとか
そういう話をあまりしたくはない。だが、政治団体である以上、回答を求められるので
しているまでだが、あまりにも外交、国境を論じる場合に、人は感情的になりやすい気がする。
常識的な国際政治学から考えるからだ。世界平和に邪魔な国際政治学であるのなら
捨ててしまった方が良い。
このような議論が好きな人は、議論そのものに目的があるのだろう。
そして、既存の国家論に縛られているのである。
国家とはこういうものだ、歴史的経緯はこうだ、
だからどうしたというのだ。
世間一般の人はそんな学問的なことはどうでもいいのだ。
肌の色が違おうが、山本さんらは、そのいかだという小さな乗り物で生活し、進んでいく以外
方法は無いのだ。
結局、学術的な議論をしていても、中身は資源やエネルギーや利権の獲得にある。
「自分だけはトクしたい」ということを
小難しく、ぐだぐだ言っているだけにすぎないのだ。
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