この時期が来るといつも思い出します。15年前は阪神・淡路大震災で6434人の命が犠牲となった日です。先般も中米のハイチでやはり大地震がありました。地球のどこかで毎年のように大きな災害が起きています。健康で、病気ひとつしない身でも、明日は何があるかわかりません。ひとの命って、海の上でかろうじて浮いているあぶくのようなものでしょうか?
今日はたまたま日曜日です。法事が2件あり、いづれも20人を超える大勢の親族のみなさんが故人をご縁として集まってくださり、その前でお勤めさせていただきました。今日の供養は、親しい人の「死」という現実に向き合うという意味では弔事であるかもしれません。しかし、供養は生きているときだからこそ出来るんです。だから、「自分はありがたいことに今日の一周忌まで(何回忌まで)大病も患わず、事故や災害に遭って死ぬこともなく、なんとか無事に迎えることができた」と感謝するのも法事の大事なことです、という話をよくするのですが、今日もそんな話をいたしました。
いのちがあり、心臓や体が動いていることに、いまさらながら驚きます。
この秋は 雨か嵐か知らねども 今日のつとめに 田の草とるなり
今日はたまたま日曜日です。法事が2件あり、いづれも20人を超える大勢の親族のみなさんが故人をご縁として集まってくださり、その前でお勤めさせていただきました。今日の供養は、親しい人の「死」という現実に向き合うという意味では弔事であるかもしれません。しかし、供養は生きているときだからこそ出来るんです。だから、「自分はありがたいことに今日の一周忌まで(何回忌まで)大病も患わず、事故や災害に遭って死ぬこともなく、なんとか無事に迎えることができた」と感謝するのも法事の大事なことです、という話をよくするのですが、今日もそんな話をいたしました。
いのちがあり、心臓や体が動いていることに、いまさらながら驚きます。
この秋は 雨か嵐か知らねども 今日のつとめに 田の草とるなり