コーディーのアメリカンライフ

のどかな毎日ながら、何かしら驚きや笑いがあるものです。
帰国子女としての毎日、弟ジャスティンの成長をお届けします。

お泊り学習

2010年09月10日 | 日本での生活
二学期が始まり、夏休みに戻りたい気持ちが高まっていましたが、そんな3年生は
今日から待ちに待ったお泊り学習です!! 

学園の敷地内には、国登録有形文化財に指定されている三井家の別荘であった
お屋敷がきれいに残されています。今回そこにお泊りするというものです。



寝袋や着がえを入れた大きなリュックサックを背負って登校しました。




お弁当を食べた後は、通常の授業はなく、建物の歴史について学習し、戦時中にここへ
疎開していたという卒業生の方々からお話を伺うことができました。

学校には防空壕が3か所あり、そこで伝言ゲームをしながら過ごした時のお話が
とても印象的に残りました。

夕食の後は、お風呂です。大きなヒノキ風呂があり、たっぷりお湯をかけて頂きました。

そして、寝る前に希望者のみの”ナイトハイク”へ参加。
ナイトハイクと言う名の肝試し……ひっそりと暗い校舎、そして
緑に囲まれたグラウンドを抜けての体育館などかなり怖かったです。

体育館には、他の学年の先生がお化けに仮装して待ち構えていたのにはビックリでした。

夜は、グループごとに蚊帳を吊ってもらって寝ました。
ボクは、初めて蚊帳でした。

ホームシックで眠れないお友達もいたようですが、ボクはいつも通り熟睡。
でも、翌朝4時に目が覚めてしまい、眠れない夜を過ごしたお友達と先生に驚かれました。

早朝から多摩川を散策。とてもすがすがしく、その思いを詩に表わしました。

朝食は、防災学習をかねているので、ビニール袋に入れて茹でて作ったご飯と
缶詰のやきとりでした。

自分の荷物をまとめてから、丁寧にお掃除をしました。

ボクにとっては、クラスのお友達と合宿できて、とても楽しい思い出となりました。
「畳のへりを踏まない」という日本人として知っておくべきことも学びました。

この建物に泊まるという機会は、一生に一度でもう経験できないそうです。
これからも、この建物を大切にしていきたいと思いました。