平方録

う~電池が切れるぅ~ もうダメだぁ~

七夕だというのに夜明けからどんよりと雲が垂れこめている。
昨日まで4、5日もの間、休むことなく吹き続いていた南西からの強い風は収まっている。
それはそれでいいのだが、如何せん気温は低く、雨粒こそ落ちてきていないが1日中こんな天気が続くのかと思うとヤレヤレの気分である。
西の方の各地では大雨特別警報という、数十年に一度の大雨に対する警戒を呼び掛ける警報まで出ていて尋常なことではない。

W杯のベルギー戦で信じられない負け方をして以来、太陽は顔を隠したまま戻り梅雨の様相なのだ。
夏大好き人間を自認しているけれど、肝心の太陽が姿を見せてくれないことには全く意気が上がらない。
というか太陽に当たっていない太陽発電パネルのようで、このままでは何の役にも立たない粗大ごみと化してしまう。
はっきり言って3日も太陽光線に当たらなければ電池切れで動けなくなってしまうのだ。

今月20日締め切りの頼まれていた原稿があったので、雨が降っているうちにと思って昼過ぎまでかかって書き上げたのは良かったが、その後がいけない。
原稿を書くために残っていたエネルギーを使い果たしてしまったようで、もう完全に電池切れ状態で、何もする気はなく、その気力も消え失せた。
オウム真理教のアサハラショーコーら7人の死刑執行には少なからず驚いたが、何事かを考えるのも億劫である。

横浜市磯子区のアパートだったと思うのだが、坂本堤弁護士一家3人が殺されて見つかった事件では現場にオウム真理教のバッジが落ちていたのだが、そのことを警察は隠そうとした。
どういう力学が働いたのか分からないが、この事件ではオウム真理教に家宅捜索をすることもせず、したがって犯人に迫る事すら出来ないまま松本サリン事件や地下鉄サリン事件へとエスカレートさせてしまったのだ。
坂本弁護士がオウム真理教から脱退しようとする信者を助ける手伝いをしていたことは警察も知っていたはずで、落ちていたバッジとの因果関係を調べるのは捜査の常道であったはずなのに。

昨日の死刑執行を伝えるニュースなどに出てコメントしていた江川紹子は当時、助けを求める信者を坂本弁護士に紹介したのは私だと言って憔悴しきって夢遊病者のようになった。
その後ほどなくして事件の真相を突き止めるには組織にいては出来ないと言って会社を辞めていった。
彼女にとっても人生を分けた事件だったのである。

なぁ~んてことくらいしか頭に浮かばず、思考はそれ以上に深まらない。
だってそれもこれもやっぱり電池切れなんだからしょうがないじゃん、と思うばかりなのがちょっと情けない。
でもホントに電池切れなんだ。真夏の太陽に早く戻ってきてもらわないと、このままさび付いて朽ちてしまいかねない。



2階のベランダではゴーヤが実を結んでいるけれど日照不足が心配


花もいっぱい咲いているのでこれからが楽しみだけど、やっぱり太陽は必要だろ


ミニトマトにも太陽を!


みんな真夏の太陽を待っている


今年初めて植えてみたナスだってもっと大きくならなくちゃいけない。そのためにはやっぱり太陽の力が必要なのだ
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