平方録

身辺をつれずれに

思い立ったが吉日

2018-08-17 06:45:00 | 随筆

朝食の後、ものすごく良い天気なのにやたら風が強く吹くのを見て、買っておいた青春18きっぷを使ってこようと急きょ家を出た。
立ち上がりが9時半と遅いので大した距離は乗れない。一番簡便な房総半島にしようと大船駅まで出て君津行きの快速電車を待つ。
見送った電車は成田空港行き。これで成田まで行って乗り換えて銚子経由でもよかったが、やはり夏休みだ。空港に乗り入れる電車のグリーン車は込み合っていたのでパスした。
青春18きっぷは普通列車と快速列車のグリーン車にはグリーン券を買えば乗れるので、ジジイの青春にはありがたいのだ。


新川崎駅に隣接するJR貨物の拠点に止まっていた「Biue Thunder」。EH20型電気機関車。粘着性能とけん引力に優れているんだとか。
それって無口で粘り強くコツコツ良く働き、しかも力持ちって言うことで、東北から北の出身の昔のお相撲さんの褒め方と一緒ですナ。


武蔵小杉~西大井間で東海道新幹線とすれ違う


下り列車がサッと消えると今度は上り列車にあれよあれよという間に抜かれる。こっちだってそこそこの速度で走ってんだけど…


東京の地下区間を抜けて地上に出るとスカイツリーがお出迎え


都県境の江戸川に架かる鉄橋をわたり千葉県に入る辺りが曇りと晴れの境界線らしく、これより東の千葉県側には真っ青な青空が広がる


千葉駅発車。東京駅から走ってきた総武線に別れを告げて内房線へ直通運転


ディーゼルカーが待機する五井駅は小湊鉄道の起点。小湊鉄道にはまだ乗ったことがない。


快速電車の終点の君津に着くと待っていた内房線館山行き6両編成の電車に慌ただしく乗り換える。発車して15分くらい過ぎるとボックス席に乗り合わせた目のやり場に困るくらい短いショートパンツから太ももをにょっきり丸出しにした高校生らしい女の子2人が降りたので、大船駅で買っておいた大船軒の名物「鯵の押しずし」と山形・天童の日本酒「出羽桜」の吟醸酒!を取り出す。


押し寿司を買い込んでおいて大正解だった。駅弁を探す時間もなかったし、君津駅にあったかどうかも疑わしい。
この押しずし、以前と比べると酢につけすぎで、かんだ時の歯ごたえがあり過ぎてどうなんだろう? と思う部分もあるのだが、それでもまだ総合点では及第点をつけられる。

ボクは俗に言う「乗り鉄」ってやつで、列車に揺られながら窓の外の知らない景色を見るのが好きである。居眠りするなんてとんでもないことで、列車が動いている時は窓の外に目をやるのが流儀である。加えて「吞み鉄」でもあり、旅の共に美味しい酒は欠かせない。ぐびぐびでなくてちびりちびりがまた似合うんだなぁ。つまみ? 駅弁のおかずで十分ですよ。
呑む酒は出来れば駅弁と一緒に売っている地元の蔵の酒が飲みたい。でも、乗り換え時間が少なかったり、ほとんどの駅のホームから売店が消えてしまっているのが切ない。この辺りは出来れば事前のリサーチが必要である。


オッ 河口の先は東京湾‼


家を出たころとは違い、東京湾を挟んだ対岸に来てみると神奈川県側には曇が広がってしまった


浜金谷で上り電車の待ち合わせ。鋸山のふもとのこの駅から7、8分歩いたところに三浦半島の久里浜とを結ぶ東京湾フェリーの発着港がある。
ボクは極たまにだが、このフェリーで用もないのに東京湾を横切って往復してくる。片道30分少々だが船旅気分が味わえるのと東京湾に出入りする大きな外航船をまじかに眺められるのも気に入っている。


名前の由来の通り、ノコギリの歯を立てたようなギザギザした山容である。鋸山のトンネル抜けると南房総に入る。
ということで一旦停車したまま、トンネルをくぐるのは明日ということに…
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