在沪日記

流れゆく人生を残すブログ マウイ オアフ 上海 シンガポール そして日本

男が出世するために必要な三つのこと

2024-09-17 | 蜻蛉房だより
 男が。

「男が」とかいうと「差別がー」とか、「マチズモがー」とかおっしゃるムキもございましょうが。

「男が」です。

 断じて。

「男が出世するために必要なことが三つある」と、とあるところで、とある兄貴分から教えられました、その昔。

「ひとつ、大病をすること。ふたつ、刑務所に入ること。みっつ、悪妻を持つこと」

 教えを垂れられたときにはピンときませんでしたが、今ならわかります。

「大病をすること」

 私も命にかかわる大病の真っ最中ですのでね、わかりすぎるくらいわかります。

 大病をすれば、健康は金では買えない宝だ、ということがイヤというほどわかります。

 そして。

 大病をすれば、自分の残された命をなんのために使えばいいのか真剣に考えます。

 天命を知るというか。

「刑務所に入ること」

 身体の自由がどれほど貴重なものなのか体得できますね、監獄に入れば。

 それと。

「プリゾナイゼーション」、「刑務所化」というヤツですが、それの恐ろしさがわかります。

 刑務所では、自分の考え、判断で行動することがなくなります。

 するとどうなるか。

 毎日自動的に行動し、イレギュラーなことはオヤジさんの指示がないとなーんにもできない人間になってしまう。

 これ、ヤバいですよね。

 でもこの「プリゾナイゼーション」、ほっとくと普段の生活でもそうなってませんか?

 自分で考え、自分の判断で行動してますか?

 なんにも考えない人間になってませんか?

「悪妻を持つこと」

「女」で失敗する男。

 いっぱい見てきましたね・・・・・・。

 悪妻を持てば。

 女性に対する「ファンタジー」がなくなります。

 よって女色で身を滅ぼすことがなくなる・・・・・・。

 そうかもしれません。


 さて、私は。

 そのうちひとつが欠けているので、出世できませんでした。

 でも、それはそれでよかったのかも。


コメント