杵島郡白石町では、午前7時までの1時間の雨量が約70ミリを記録し、一帯の民家や農地で被害が発生したそうです。佐賀空港では発着便が一部欠航するなど交通網が乱れ、吉野綾もJRのかもめが停車して番組に遅刻するなど、通勤通学の足に乱れがでたそうです。
佐賀地方気象台によると、対馬海峡にある前線の影響で大気が不安定になり、各地で雷を伴う豪雨となり。1時間当たりの雨量は、白石町が7月では観測史上最高の72ミリを記録し、佐賀市が58ミリ、八幡岳で50ミリを記録したそうです。
この影響で、佐賀空港発着の大阪便が2便欠航。JRは、県内全線に影響があり、運転の見合わせや遅れが相次ぎ。道路は、県道川上牛津線や国道444号など9カ所が冠水により全面通行止めとなったそうです。
建物被害では、白石町や武雄市の民家など計16棟が床下浸水し、唐津市相知町と佐賀市末広の4世帯6人が自主避難したそうです。また、武雄市の数カ所で農地ののり面が崩壊したとのこと。
県内の公立小中高71校が始業時間を最大で3時間遅らせ、私立中高8校が午後から休校の措置を取ったそうです。
【写真】佐賀市の佐大前交差点、2日午前8時45分