思いつくままに書くブログ

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【2013-14 乗り歩き】仙石線の代行バスに乗車する

2014-01-09 22:27:28 | 2014年の旅行記

女川12時10分発の浦宿行き代行バスに乗車。来た時と同じ車両だった。見ているとバス2台でやりくりしている模様。浦宿では7分の乗り換えで小牛田行き1634Dへ石巻で降りました。今度は仙石線の代行バスに乗って、仙台へ戻ります。

この駅も津波の影響を受け、駅構内は浸水している。当時の浸水面を記した表示があった。

えーと、なんでしたっけ?ホント、石ノ森マンガには疎いもので。サイボーグ007だということは分かりますが。13時15分発陸前小野行きの間に駅前で昼食、無理でも立ち食いそばと思いましたが、どちらも無理です。駅前には居酒屋が多いし、立ち食いはないし。結局駅構内のNEWDAYSでおにぎりとお茶を購入。車内で食べます。

こちらが陸前小野行き、7336D。仙石線は直流電化の線区ですが、列車番号や見た目で分かるように気動車。陸前赤井にあった変電所が津波で被災したために電車の運行は無理で、今のところはキハ110。本来なら陸羽東線で使われている車両です。ここが電車で運行している、常磐線の原ノ町~相馬とは違う所です。もっとも205系4両では輸送力が過剰だし、キハ110なら車内で飲み食いしてもおかしくないので、個人的にはこっちがいいな。

列車は定刻に発車。乗車率は5割にも満たないです。仙台へ行くなら乗り換えなしで所要1時間のミヤコーバスが800円で乗れますので、相当客は流れているでしょう。でも途中駅から乗ってくるほうが多かったですね。

13時29分に矢本に到着し「松島海岸行きの代行バスは駅前広場に停車中です」と乗り換えを促し、大半の客は降りてしまった。見るとバスが2台見えた。しかし私は終点の陸前小野まで。鉄道に少しでも長く乗りたいし、向こうでも問題なく代行バスに乗り換えられるはずだから。

到着しました。

結局10人くらいは乗り通しましたかね。きちんと代行バスの乗り換え案内がありましたので、矢本と言わずここで接続するといいのに。しかし列車によって矢本どまりもあるし、これって車両運用の関係なのかなと。全列車を陸前小野まで走らせると、現在のダイヤが維持できないので苦肉の策とか。

いつかはこの先に向かって列車が走る日が来る。その時には東北本線との連絡線も完成し、ハイブリッド気動車での直通運転が予定されている。電化してしまうと交直流車にせねばならないが、仙台には1両も残ってないからね。もし残っているのなら417系とか455系が仙台~石巻を走っていたかもしれない。直流機器は外してはいなかったはずだから。もっともな話、勝田から415系とか、E501系を移動してくればいいのだけど。あと驚いたのは、無人駅と思っていたら委託駅で、オバチャンが「有難うございます」とあいさつしたこと。補充券があるなら買うんだがなあ。

バス停は駅から1分ほどのセレモニーホールの前にあった。バスに乗り継ぐのは2人。

13時44分に代行バスがやってきました。2台とも停車しますが、どちらも空いていたので前の車両に乗ります。驚いたのは下車が1人いたこと。さっきの列車に乗れば早く着いたのにと思いますね。

バスの席に座ると急な睡魔が。女川で結構歩いたし、おにぎり食べたしねえ。でも津波で被災した野蒜駅ははっきり見た。新しい駅舎は津波でやられ、窓は板で打ち付けられ、架線柱は傾いたまま。しかし線路は内陸に移転する形で復旧が決まったので、ここに電車が来ることは未来永劫無くなった。

14時18分に松島海岸に到着。松島は正月の観光客で賑わっていました。