四日市だと17時には完全に真っ暗になっているが、ソウルは西にあるだけあって17時半でうす暗くなってきた。そろそろ街へ繰り出そう、そして夕食を早めに食べよう、腹が減った。

知らない人が見たら韓国だと思わせない雰囲気がある。

ホテルの近所は焼肉屋が多くて、しかも牛肉よりも豚肉メインの店が多い感じ。

メニューを見ていると店のオバサンが「日本の方、おひとりでもどうぞ」といって招き入れようとする。韓国ではひとりでの飲食は憚られるなんて言われるがそれは昔の話で、韓国の家族構成も日本のように単身が増えたし店側も拒まなくなってきた。でも焼肉は高い。円安に物価高もあるので日本より4~5割増しって感じだし、日本の鶴橋や新大久保のほうが安くて旨い焼肉を食べられるに違いない、いやそうに決まっている。

むかし懐かしいラジオ、ラジカセ、テレコが並び、曲も(恐らくトロット)カセットテープで販売している店、CDも少しあったがVCDだと思うな。店内には4人ほどオッサンの客が見えた。しかし寒いわ、外の温度計が見えたのだけどマイナス6度だって。セントレアで買った使い捨てカイロが大活躍中。

やって来たのは広蔵市場、ホテルからは20分近く歩いたかな。でも地下鉄乗るほどでもない距離。日本ではグルメ市場として有名。

右手のおでんが美味そうだ。でも先にこれ食べちゃうと食べたいものが…。

この市場にはこのような屋台もあれば常設の店舗も勿論ある。屋台では主にオバサン(アジュンマ)が分厚いお好み焼きのようなものを油多めで揚げ焼きしている。スニネピンデトッと言われる緑豆チジミなのだが、これは確実に胸焼けしそうだし、ちょっとつまむ大きさではない。食べたいものを食べた後にまだお腹に入るな!ってときに注文がよさそうに見える。そしてここの名物と言うか、ユッケを食べさせる店がかなり多いのに気付く。ユッケ、ユッケは禁止されてないとはいえ日本でも食べられる店は減っているように感じます。ユッケに牛刺身に焼酎なんて最高だなとメニューを見るもやはり高い。ユッケはどの店も21,000ウォンからで刺身は26,000ウォンとか、これにほかのものや酒代とか入れれば70,000ウォンくらいになるのかな。夕食に初日から8,000円ちかくもかけていられない。
「お兄さん、席空いてます、刺身どうですか?」

流暢な日本語に誘われたのは刺身の屋台。実はここには刺身を食べさせる屋台が何軒かあるのだが、この店は盛合せと言うので入ってみる。韓国の場合サーモンならサーモン、タコならタコ!、タイならタイだけをドーンと一匹なり半身なりを提供するスタイルで、盛合せと言うのはなかなかない。店舗番号が23番の店で大きなテーブルが2つあり相席。左斜めにはオッサンがひとりで風貌雰囲気からして日本から来た出張客でリアル孤独のグルメの真っ最中というところか。右斜めには韓国人のカップル。椅子にはヒーターが入っているので尻は暖かい。なにしろ気温はマイナス5度以下なのでね。すぐさま「お酒飲みますか?」勿論です!

ひとまずこちらのセットと焼酎が運ばれる。それと味噌汁。キムチとかは出てこなかったな、韓国だとなにを頼んでも出てくるイメージだけど屋台だからかな。味噌汁は出汁感もありテンジャンも濃いめで美味しい味噌汁。焼酎は良く冷えており程よく甘くて、すきっ腹に効きます。そして刺身盛り合わせが到着!

1人前で15,000ウォンなのですが、この量には驚きです!食べ応えがある。ネタはサーモン、ヒラメ、アナゴの湯引き、タコ、サザエにホヤとナマコ。ホヤナマコは好き嫌いが分かれる食材ですけど私はちっとも、むしろホヤ大好きなので出てきて嬉しい。
まずはホヤ、韓国のホヤは新鮮でまるで海を食べているかのようななところは日本と一緒。ソウルでこんないいホヤに巡り合えるとは思わなかったです。ナマコはコリコリ感が好きだけど、金属の箸では滑ってつかみにくい、いっそ竹串で刺して食べたい。付けタレは醤油と酢コチジャン。韓国人は後者が大好きですけど日本人は前者になりますかね。わさびは粉を練ったもので醤油は九州ほどではないにしろ甘い醤油。これと焼酎、ほんと最高ですよ!

葉っぱに包んで酢コチジャンとニンニク唐辛子と共に食べるのも美味しい。残念なのはこの店、刺身以外はやってないことかな。焼きものとか揚げ物とか。キンパとかあったら日本人は喜びそう。とにかく刺身とコメを食べたい民族だから。
しかし寒い!
尻は温められているけど手は冷たい、スマホでソウルの天気概況をみたらマイナス7度だって。そら寒いよね。だけど店の人の気持ちは温かい。味噌汁おかわりしますかともう1杯、ほんと、温かい味噌汁嬉しいよ。左斜めのオッサンもそれを見ておかわりを貰う。さらに、私が使い捨てカイロを触っているのに気付きこんなものもくれた。

湯が入った袋、ほんと至れり尽くせりだわ。会計すると刺身が15,000ウォンで焼酎は5,000ウォンで20,000ウォン。カードで払いましょう。というか食事中に2組くらい帰ったけど誰一人現金払いがいないです。あとから検索したらここ、人気店だったようだね。寒いからか客が少なかったのは幸いでした。それと最近まで1人前は10,000ウォンだったようだ、あれを10,000ウォンでは安すぎだわね。まだ食べられますので別の屋台へ移動。

というわけでまずはおでんとビール。2串頼んだら串を外して丼に入れスープを注ぎ海苔を。こんな食べ方は思いつかなかったがスープの出汁が濃いめ!それに海苔の風味が合わさって旨いよこれ!そしておススメと言われて注文した豚足。

1人前にしてはちょっと多いな。

アミ塩辛のはいったタレでいただくのですが美味しいです。確かにビールには合います。だけど寒いのですぐに冷え固まってゆくというか…食べ飽きもしてくるね。量的には多くて2/3くらいでいいかも。こちらは現金オンリーのようで(全員現金で払っているし、カードの端末が見えない)従うが18,000ウォンだった。おでんは1串2,000ウォンなので2本分4,000ウォン、ビールが5,000ウォンなので豚足は9,000ウォンか、そんなに高くはなかったな。
こんどはしっかりと食事したくなったけど、べつの場所へ移動してみよう。
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知らない人が見たら韓国だと思わせない雰囲気がある。

ホテルの近所は焼肉屋が多くて、しかも牛肉よりも豚肉メインの店が多い感じ。

メニューを見ていると店のオバサンが「日本の方、おひとりでもどうぞ」といって招き入れようとする。韓国ではひとりでの飲食は憚られるなんて言われるがそれは昔の話で、韓国の家族構成も日本のように単身が増えたし店側も拒まなくなってきた。でも焼肉は高い。円安に物価高もあるので日本より4~5割増しって感じだし、日本の鶴橋や新大久保のほうが安くて旨い焼肉を食べられるに違いない、いやそうに決まっている。

むかし懐かしいラジオ、ラジカセ、テレコが並び、曲も(恐らくトロット)カセットテープで販売している店、CDも少しあったがVCDだと思うな。店内には4人ほどオッサンの客が見えた。しかし寒いわ、外の温度計が見えたのだけどマイナス6度だって。セントレアで買った使い捨てカイロが大活躍中。

やって来たのは広蔵市場、ホテルからは20分近く歩いたかな。でも地下鉄乗るほどでもない距離。日本ではグルメ市場として有名。

右手のおでんが美味そうだ。でも先にこれ食べちゃうと食べたいものが…。

この市場にはこのような屋台もあれば常設の店舗も勿論ある。屋台では主にオバサン(アジュンマ)が分厚いお好み焼きのようなものを油多めで揚げ焼きしている。スニネピンデトッと言われる緑豆チジミなのだが、これは確実に胸焼けしそうだし、ちょっとつまむ大きさではない。食べたいものを食べた後にまだお腹に入るな!ってときに注文がよさそうに見える。そしてここの名物と言うか、ユッケを食べさせる店がかなり多いのに気付く。ユッケ、ユッケは禁止されてないとはいえ日本でも食べられる店は減っているように感じます。ユッケに牛刺身に焼酎なんて最高だなとメニューを見るもやはり高い。ユッケはどの店も21,000ウォンからで刺身は26,000ウォンとか、これにほかのものや酒代とか入れれば70,000ウォンくらいになるのかな。夕食に初日から8,000円ちかくもかけていられない。
「お兄さん、席空いてます、刺身どうですか?」

流暢な日本語に誘われたのは刺身の屋台。実はここには刺身を食べさせる屋台が何軒かあるのだが、この店は盛合せと言うので入ってみる。韓国の場合サーモンならサーモン、タコならタコ!、タイならタイだけをドーンと一匹なり半身なりを提供するスタイルで、盛合せと言うのはなかなかない。店舗番号が23番の店で大きなテーブルが2つあり相席。左斜めにはオッサンがひとりで風貌雰囲気からして日本から来た出張客でリアル孤独のグルメの真っ最中というところか。右斜めには韓国人のカップル。椅子にはヒーターが入っているので尻は暖かい。なにしろ気温はマイナス5度以下なのでね。すぐさま「お酒飲みますか?」勿論です!

ひとまずこちらのセットと焼酎が運ばれる。それと味噌汁。キムチとかは出てこなかったな、韓国だとなにを頼んでも出てくるイメージだけど屋台だからかな。味噌汁は出汁感もありテンジャンも濃いめで美味しい味噌汁。焼酎は良く冷えており程よく甘くて、すきっ腹に効きます。そして刺身盛り合わせが到着!

1人前で15,000ウォンなのですが、この量には驚きです!食べ応えがある。ネタはサーモン、ヒラメ、アナゴの湯引き、タコ、サザエにホヤとナマコ。ホヤナマコは好き嫌いが分かれる食材ですけど私はちっとも、むしろホヤ大好きなので出てきて嬉しい。
まずはホヤ、韓国のホヤは新鮮でまるで海を食べているかのようななところは日本と一緒。ソウルでこんないいホヤに巡り合えるとは思わなかったです。ナマコはコリコリ感が好きだけど、金属の箸では滑ってつかみにくい、いっそ竹串で刺して食べたい。付けタレは醤油と酢コチジャン。韓国人は後者が大好きですけど日本人は前者になりますかね。わさびは粉を練ったもので醤油は九州ほどではないにしろ甘い醤油。これと焼酎、ほんと最高ですよ!

葉っぱに包んで酢コチジャンとニンニク唐辛子と共に食べるのも美味しい。残念なのはこの店、刺身以外はやってないことかな。焼きものとか揚げ物とか。キンパとかあったら日本人は喜びそう。とにかく刺身とコメを食べたい民族だから。
しかし寒い!
尻は温められているけど手は冷たい、スマホでソウルの天気概況をみたらマイナス7度だって。そら寒いよね。だけど店の人の気持ちは温かい。味噌汁おかわりしますかともう1杯、ほんと、温かい味噌汁嬉しいよ。左斜めのオッサンもそれを見ておかわりを貰う。さらに、私が使い捨てカイロを触っているのに気付きこんなものもくれた。

湯が入った袋、ほんと至れり尽くせりだわ。会計すると刺身が15,000ウォンで焼酎は5,000ウォンで20,000ウォン。カードで払いましょう。というか食事中に2組くらい帰ったけど誰一人現金払いがいないです。あとから検索したらここ、人気店だったようだね。寒いからか客が少なかったのは幸いでした。それと最近まで1人前は10,000ウォンだったようだ、あれを10,000ウォンでは安すぎだわね。まだ食べられますので別の屋台へ移動。

というわけでまずはおでんとビール。2串頼んだら串を外して丼に入れスープを注ぎ海苔を。こんな食べ方は思いつかなかったがスープの出汁が濃いめ!それに海苔の風味が合わさって旨いよこれ!そしておススメと言われて注文した豚足。

1人前にしてはちょっと多いな。

アミ塩辛のはいったタレでいただくのですが美味しいです。確かにビールには合います。だけど寒いのですぐに冷え固まってゆくというか…食べ飽きもしてくるね。量的には多くて2/3くらいでいいかも。こちらは現金オンリーのようで(全員現金で払っているし、カードの端末が見えない)従うが18,000ウォンだった。おでんは1串2,000ウォンなので2本分4,000ウォン、ビールが5,000ウォンなので豚足は9,000ウォンか、そんなに高くはなかったな。
こんどはしっかりと食事したくなったけど、べつの場所へ移動してみよう。