手書きフォントを作ってみました

少し前に、手書きフォントを自作するソフトがブログ界で流行したとき、そのソフトがすごく欲しくなりました。
そして先日、そのソフトを見つけたので、つい買ってしまいました。

その名も「まるで手書き」です（笑）　1980円です。
もともとは「おれん字」というソフトの廉価版みたいなのですが、安い割りには満足のソフトです。

ソフトは基本的にフリーを重んじる私ですが、このくらいなら出してもいいかな・・と思える値段でした。

プリンタとスキャナーがあれば、簡単にフォントが作れるのです。

①原稿用紙とお手本を印刷
②お手本どおりに字を書く
③スキャナーで読み取る
④少々設定を行う

これだけです。
これで自分のフォントが作成できちゃうんです。

これで、ワードなりパワポなりを起動すると、フォントの一覧に自分のフォントが出現するようになります。
（写真はパワポです。字が汚くて恥ずかしいですが、面白いので「えいやっ」と載せちゃいました）

オススメの設定は「手書き直接モード」。
この設定でフォントを作成すると、原稿用紙に記入した文字は読み取った通りそのままフォントになり、それ以外の文字は個人の癖を計算して自動的に作成してくれるのです。
さらに、追加で文字を登録し続ければ、さらに自分の正確なフォントに近づけることができるんです。
まだやってませんが、ひらがな・カタカナと義務教育で習う漢字を１０００～２０００字登録すれば、完璧に近いものができあがるかな・・と思っています。

さて、ここで心配なのは「自動生成されたフォントは納得がいくか」という点に尽きると思います。
私の感想としては、正直言って納得しがたいものになりました（笑）
でも、他の人から見ると、自動生成された字なのかはあんまりわからないみたいです。
確かに他の人のフォントを見たとき、直接読み取ったフォントと自動生成されたフォントの区別はなかなかつきませんでした。
これはテープレコーダーで自分の声を聴くようなものなのかもしれないな、と思いました。

あれこれ書きましたが、とってもおもしろいです、コレ。
ちょっとしたお手紙などをワープロで作るとき、印刷前にフォントを手書きにしたら、味があってちょっといいですよね。

来年の年賀状に向けて、たくさん文字を登録するぞ～！