裏の畑に山芋の花が咲いていました。そうです、あのトロローンとした山芋です。
野生の物はあそこまで大きくなるのには3年くらいかかるそうですが、このあたりの山にはどこでもつるを伸ばしています。
葉の付け根のうす茶色の丸い物は実です。つるが枯れたら濃い茶色になり、小指の先くらいの大きさで、指でつぶすと山芋そのものの触感です。もちろん食べられます。しかし、本命は根元の芋ですけどね。聞いた話では、枯れたつるの根元に竹を立てておき、次の年に同じ根元から伸びたつるが枯れたら芋を掘るのだそうです。とっても大変な作業でそこまでしても食べることの出来る芋かどうかは解らないのだそうです。
結局買った方が安くて美味しかったりするので、最近では山に堀に行く人はほとんどいないとのことでした。
最近知ったのですが自然の三つ葉やミョウガも畑のそばに生えていたのです。考えてみれば、なんてのどかな所なんでしょう。