難聴者の生活

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難聴者の就労問題(改題)←聴覚障害者の労働問題

2008年05月13日 20時14分16秒 | 就労
080512_1837~001.jpg難聴者の就労問題は、かなり難しい。

【周囲の理解が得られない問題】
なんと言っても、障害を軽く見られる。話すことが出来て、ある時はそれなりに応答していると会議や他の人の電話が聞こえていると思われてしまう。

「そんなに聞こえに不自由なら、四六日中要約筆記が必要になってしまうではないか」
「パワーポイントを使うから、要約筆記を頼むまでもないのではないか」

【難聴者自身が主張しにくい問題】
コミュニケーションが成立しているかどうかは周囲には分からず、聞こえない人自身にも分からない部分がある。
自分で聞こえないことを愁訴する場合に、どうしても遠慮してしまう。

何故か。一つは聞こえない状況を説明しづらいからだ。
それは音や言葉の聞こえ方を説明しようとするからだろう。
足が不自由な場合、右足の股関節と膝の筋肉が云々と説明しなくても、歩行が困難で階段を上がれないと説明出来るが、耳という感覚器から入った脳の反応の状況を説明しても他人には到底分からない。
それよりも聞こえない、聞きにくかったことにより仕事の遂行にどのような支障が出たのか、人間関係の構築にどのような影響があるかを説明したい。

二つ目は良く聞こえない場合にもう少し聞けば分かるかもしれないと考えて、ちょっと我慢してしまうことだ。
実際には、聴こえる場合はない。

【解決策の提案が困難な問題】
「今は少し分かる」というのは「全然分からない」のと同じだということを理解しないといけない。
90%聞こえたとしても100%の理解が出来ないのだ、10%の聞こえない言葉の中に「てにをは」が入ったりすると理解が難しいのだ。

これは深く理解し、さらに固く決意しないと、いつまでたっても対応が得られない。


「身体障害者だからと言って、特別扱いしていない」
というのは平等に対応しているように思えるが、何も対応しない点で差別に他ならない。


ラビット 記
・・・・・・・・・
聴覚障害者労働問題学習会のお知らせ
「みんなで語ろう!どうしてる?求職中と就職後」

日 時:平成20年5月18日(日)10:00~12:30、1:30~4:00

場 所:松が谷福祉会館(台東区松が谷1-4-12)
     東京メトロ銀座線稲荷町駅下車 徒歩5分
     JR上野駅、東京メトロ日比谷線上野駅下車 徒歩12分

参加費:300円(資料代)

参加対象者:聴覚障害者の就労問題に関心のある聴覚障害者、健聴者

主 催:東京聴覚障害者労働対策委員会

問い合わせ先:(社)東京都聴覚障害者連盟 FAX03-5464-6057 TEL03-5464-6055・6

※事前申し込みは不要です。参加希望者は当日直接会場にお越しください。

≪午前の部(10:00~12:30)≫
★各立場からの問題提起★
・聴覚障害者(ろう、難聴)、手話通訳者、要約筆記者、相談員など
・質疑応答

≪午後の部(1:30~4:00)≫
★働いている立場からの報告と自由討議★
・東聴連青年部代表者(報告)、公務員会代表者(報告)
・参加者全員で自由討議

<東京聴覚障害者労働対策委員会構成団体>
(社)東京都聴覚障害者連盟、(NPO法人)東京都中途失聴・難聴者協会
東京都手話サークル連絡協議会、東京都手話通訳問題研究会
全国要約筆記問題研究会東京支部、東日本聴覚障害公務員会
この記事の情報

http://www.jiritsu.deaf.to/modules/weblogD3/details.php?blog_id=75&cat_id=2

ラビット 記




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