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コロナが「再陽性」になる例が増えている? 「リバウンド」について今わかっていること

2022-08-06 13:36:33 | 健康と栄養

コロナが「再陽性」になる例が増えている?

リバウンド」について今わかっていること

 

配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

デルタ株オミクロン株で割合に差か、抗ウイルス薬との関連は

 

デルタ株とオミクロン株で割合に差が

製薬大手ファイザーは、米国でデルタ株が主流だった頃に、

抗ウイルス薬「パクスロビド」(日本での商品名は

「パキロビッドの正式な臨床試験(治験)を実施した。

この治験では、パクスロビド2錠を1日2回、5日間にわたって投与した。

その結果、リバウンドを経験した人は

パクスロビドを服用した人の2%未満だったと報告された。  

 

だが、ここ数カ月でパクスロビドを処方した医師たちは、

リバウンドするケースが実際にはもっと多いようだと述べている。  

米エール大学医学部の感染症専門医、スコット・ロバーツ氏の経験では、

リバウンドの発生率は5%に近い。

これは、米ケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究者たちが

公開したリバウンド事例に関する論文の値と一致している。

 

この研究では、オミクロン株が主流となった2022年1~6月に発生した、

パクスロビドまたは米製薬大手メルクの抗ウイルス薬「ラゲブリオ

(一般名は「モルヌピラビル投与後のリバウンドを評価した。

論文は査読前の医学論文を投稿するサーバー「medRxiv」で

2022年6月22日に公開されている。  

 

米国での処方数はパクスロビドの方が多く、2021年12月

米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を受けて以来、

約300万回分が処方されている。

一方、ラゲブリオの処方数は約50万回分と少ない。  

 

ケース・ウエスタン・リザーブ大学の調査では、

パクスロビド服用患者の約3.5%が、

最後の服用から7日以内にリバウンドを経験した。

ラゲブリオ服用患者の場合は6%に近かった。

30日以内ならそれぞれ5.4%約9%だった。  

 

7月上旬以降、米国ではオミクロン株のBA.5系統が主流となっているが、

一部の医師は、今はリバウンド事例が増えているうえ、今後も増え続けると考えている。

 

例えばフロリダ州ダベンポートの内科医、アフタブ・カーン氏によれば、

担当する患者のうち、パクスロビドを服用した

高齢の患者の約4分の1リバウンドを経験しているという。

オミクロン株は抗体を巧みに回避するため、

今後もリバウンドは増えるだろうと氏は予測している。

 

リバウンドと抗ウイルス薬との関連性は?

リバウンドのリスクが高い人は? 適切な対応は?

リバウンド後の症状は? 治療法は?

 


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