社会の窓は死語か否か

ロッカーで着替えをしていると、手にあまりない感覚を感じた。

なんかひっかかっている…


それで力を入れてガツリと引き上げて…

ぶつり。



即後悔


「げっ。」


ズボンのチャックがばっくりと壊れた。


２枚の布を繋ぐ事なくカラカラと上下するチャック。


これから病院に行かなきゃいけない私…


爆笑する先輩。
「マジそんな壊れ方初めて見たよぉ～(笑)」

なんかウケたので、ロッカーに上がって来る他の人にも報告。


「これ見てくださいよ～。乙女のズボンが全開なんスよ～。これから病院なのに、社会の窓がぱかぱかです。」


みんな爆笑。

乙女は壊れたズボンを人に見せないよね…と、後で思ったが


うむ、今日一番のウケはとれた。


しかも
「あのさあ、かまちゃん、『社会の窓』ってかなり死語(笑)」

と笑われた！



そうなの？！



あたし…ずっと『社会の窓』は『社会の窓』だと思っていたよ…




取り敢えず、みんなから足開くなとか、電車では膝に鞄をおけ…とか言われながら、病院行って帰った私でした(笑)



やれやれ。